シネマこんぷれっくす!

花さん可愛いマンガかと思ったら…真のヒロインはこの中にいる!

シネマこんぷれっくす! ビリー
さいろく
さいろく

一般的な映画知識に満たないと思う私でも年の功でなんとか半分弱わかるぐらいしかわからないし、もしひっそりカメオ出演的に埋め込まれてるネタがあったとしたら全然気づいてもないが…映画が好きとか詳しいとかはあったほうが良いんだろうけどなくても全然読みやすくてバカで好きなので好き。 スコスコのスコだ!この野郎!(4巻参照) 展開とかノリが同人誌のそれっぽいところがあるけどしっかり商業誌のレベルなので大丈夫だ、問題ない。 ちなみにゲームネタは全然出てこないので安心してもらいたい。 黒澤さんと宮さんと花さんは主人公(熱川くん)の先輩たちにあたるのだがいずれも引けを取らないおかしなキャラだし、作画的にどのキャラも死ぬほどスレンダーなのだが大体出るとこ出てるご都合的な体型でとても可愛いし、授業中のシーンはほとんどないけど……授業中のシーンばかりの学生マンガなんか見たことないな? あと、こいつめ!みたいに学生生活が羨ましくも何故かあんまりならない。少女漫画だとなることあるのに…「シネマこんぷれっくす!」でそう思えないのはきっと現実離れしすぎてるからなんだろう。でもすごく相関図も良いし4巻では特に小津ちゃんが可愛い。 語彙力がない私ですがオススメしたいという熱意が届くと嬉しい。

デスデウス ヒーロー・オブ・ザ・デッド

聖なる力を持ったJKがフランスでゾンビと英雄をしばくマンガ

デスデウス ヒーロー・オブ・ザ・デッド 森小太郎 ホビージャパン×SANKYO 齋藤将嗣 大山竜
ANAGUMA
ANAGUMA

よ、要素が…!要素とルビが多い!! 大量のゾンビ・屍生者(リバーサー)と不死英雄(ヒーロー・オブ・ザ・デッド)と呼ばれる蘇った英雄に支配された世界!救うのは100年のコールドスリープから目覚めた女子高生シロガネ・シオン!彼女は聖なる力で悪を屠る聖葬拳士(グレイブ・グラップラー)なのだ!なんて元気の出るあらすじ! 1巻に出てくる敵幹部、死闘士(デスナイト)はマリー・アントワネットとジル・ド・レェ、一方味方の聖葬拳士(グレイブ・ナイト)は宮本武蔵と服部半蔵とメンバーの格はいきなりクライマックスで、バトルは大迫力です。ちょっとネタバレですが『朕は国家なり』を使うボスも出てきますよ。惜しみないですね。 シオンのキャラクターデザインは『楽園追放』の齋藤将嗣さんデザインだけあってツボが抑えられてます。聖煌氣(セラフィックアウラ)を使って変身するエロカワカッコイイコスチューム聖鎧布(アウラギア)のデザイン、間違いがないですね。 1巻はイカれたニュートンがリンゴを掲げて「このリンゴも世界も全ては我らがグールゾンの手に落ちる」と宣言するところで終わり。そんなカツ丼みたいなマンガです。ホビージャパンを信じろ。漢字にカッコイイカタカナが振ってあったら楽しい!という人に手に取っていただきたいですね。