あらすじ京都・下鴨――。再び、敏子の元を訪れる鹿乃と慧。「あべこべ」のキーワードにピンときた鹿乃は、得意の着物コーディネートで答えに辿り着く――。集英社オレンジ文庫の大人気作品のコミカライズがついに完結!
京都を舞台にした、亡くなった祖母のアンティーク着物にまつわるお話。原作は未読ですが、着物のモチーフが持つ古典や歴史に関係する意味や、そこに込められた持ち主の想いが紐解かれていくのは、なるほどなーと感心するし、面白かったです。着物の柄はもちろん、鹿乃たちが住む洋館の外観やインテリアなども丁寧に描かれていて背景も綺麗で、目で見て楽しめました。