あらすじ京都・下鴨――。高校生の鹿乃は、ぐうたらな兄の良鷹と兄の友人で准教授の慧の三人で暮らしている。ある日、鹿乃は亡くなった祖母のアンティーク着物の整理をするために「開けてはいけない蔵」を開けてしまい…!? 集英社オレンジ文庫の大人気作品をコミカライズ!
京都を舞台にした、亡くなった祖母のアンティーク着物にまつわるお話。原作は未読ですが、着物のモチーフが持つ古典や歴史に関係する意味や、そこに込められた持ち主の想いが紐解かれていくのは、なるほどなーと感心するし、面白かったです。着物の柄はもちろん、鹿乃たちが住む洋館の外観やインテリアなども丁寧に描かれていて背景も綺麗で、目で見て楽しめました。