あらすじ

高校生ヤンキーの赤松は、悶々とする日々を過ごしていた。そんなある日、公園に住まう謎の男・セブンに出会い、毎日のように喧嘩をしかけるように。しばらくして、セブンの住む場所がなくなったことを知った赤松は彼を一人暮らしの自分の部屋に招くが…!? ※こちらは巻末に電子版のみの特典ペーパーがついています。
同棲ヤンキー赤松セブン【電子単行本】 1巻

高校生ヤンキーの赤松は、悶々とする日々を過ごしていた。そんなある日、公園に住まう謎の男・セブンに出会い、毎日のように喧嘩をしかけるように。しばらくして、セブンの住む場所がなくなったことを知った赤松は彼を一人暮らしの自分の部屋に招くが…!? ※こちらは巻末に電子版のみの特典ペーパーがついています。

同棲ヤンキー赤松セブン【電子単行本】 2巻

ヤンキーの赤松は、公園に住まう謎の男・セブンと期限付きで一緒に暮らすことに。ある日、セブンにキスされそうになった赤松。気まずい空気が流れるが、ある夜を境に2人の関係は大きな変化を見せ…!? ※こちらは巻末に電子版のみの特典ペーパーがついております。

同棲ヤンキー赤松セブン【電子単行本】 3巻

エイトに襲われそうになったところをセブンに助けられた赤松。だが、翌日赤松が目覚めると、セブンは姿を消していた。セブンの壮絶なる過去を知った赤松が出た行動とは……!? 住む世界の違った二人の一緒に過ごした鮮烈なる日々は、なにものにも変えられない。一つ屋根の下での生活は、戻ってくるのか!? はたして、赤松とセブンの二人の運命は、どうなる……!? 衝撃の最終巻!! ※こちらは巻末に電子版のみの特典ペーパーがついております。

同棲ヤンキー赤松セブン【電子単行本】

黒船襲来!BL界に本格ヤンキー漫画が殴り込み!

同棲ヤンキー赤松セブン 奥嶋ひろまさ SHOOWA
たか
たか

 電車の中で漫画を読んでいる人がいる。漫画好きなら(おっ、この人何読んでんのかな〜)と、チラリと目をやるだけで、紙面の雰囲気から「何漫画」なのかすぐわかると思う。そしてこの漫画はどう見ても週チャン、ヤンマガあたりに載ってる「ヤンキー漫画」にしか見えない。  でもちゃんとBがLしてるのすごくない…!?!!!すごいぞ!!!  萌えについてはちるちるの素晴らしいレビューの数々に譲るとして、1巻で一番良かったのは、「赤松が1人暮らしをしている理由」が明かされるところ。驚くと同時に、読んでいてそれまで納得いかなかった点が見事に腑に落ちた。 この主人公の過去をドラマチックに見せる技法は、まるで西洋骨董洋菓子店の2巻のよう…好きです(すきあらば告白)  先日の1巻発売記念のサイン会で、SHOOWA先生のネームと奥嶋先生のペン入れ原稿が並べてあった。そこで気がついたのが「BL部分はSHOOWA先生のネームそのままで、ヤンキー部分は奥嶋ひろまさ先生が最適化している」ということ。喧嘩のシーンでのパンチを出す角度や体の向きなどが、奥嶋先生の手でより『本物の動き』に近づけられていた。絵の説得力がめちゃくちゃ高い。  BLのLの部分だけが重視され、ヤンキー部分は記号的に扱われがちなヤンキーBL界隈において、これだけ「本物らしいヤンキー描写」はまさに黒船襲来。  作画はヤンキー漫画に定評のある奥嶋先生。原作はBL漫画家のSHOOWA先生という、公式が最強の最大手状態。「こんな奇跡あっていいのか…?」と、未だに信じがたい。  ジャンルの垣根を越え、夢のコラボならぬ「夢のカップリング」で生まれたこの作品。まだ1巻だけど、とにかく赤松とセブンには幸せになってほしい…!