あらすじ

魔領域を目指し本土のネビュートスへと渡ったプルチノフ一行。本土にあふれかえるゴロツキや強欲な悪人どもを返り討ちにし、さらに歩みを進めようとしたその時、街は北方騎士団の大軍勢に包囲された。プルチノフは「血の一滴も流さず、3日でこの軍勢を去らせてみせる」と宣言するが、果たしてどんな秘策が…!?
ライドンキング 1巻

武術・格闘技の達人であり、強い男を尊ぶプルジア国民から絶大な支持を受けている男、プルジア共和国終身大統領アレクサンドル・プルチノフ。ある日、愛虎アスランにまたがり政務に向かう途中、テロリストの襲撃を受ける。テロリストは難なく返り討ちにした大統領だったが、この襲撃で起きたあることをきっかけに気を失ってしまう。目覚めた大統領の目の前に広がる光景、それは人間とモンスターが共生する異世界だった!

ライドンキング 2巻

異世界の冒険者となったプルチノフ大統領。魔狼(ガルム)と子供たちを苦しめる山賊を撃退し、みんなが安心して暮らすための村作りをはじめる。しかし村のすぐそばには、魔物を生み出す厄介なダンジョンが!そこは異界の中のさらなる異界!骸骨剣士、レイス、ゾンビドラゴン、リッチ…死霊うごめくアンデッドダンジョンに大統領が挑む!*電子限定で『転生したらスライムだった件』とのコラボペーパー付き!

ライドンキング 3巻

ダンジョン攻略から帰ってきたプルチノフ大統領。その時、大統領不在の村はジェラリエ騎士団による襲撃を受けていた。強力な魔術兵器の爆風に飛ばされる子供たち。自衛のためとはいえ、村の子供たちに武器を与え、戦場に立たせたことを深く後悔する大統領。この事態を受け、大統領はジェラリエとの直接交渉に乗り出す。そしてプルチノフ村は新たな国として、王国からの独立を宣言する――!

ライドンキング 4巻

強大な力を持つ魔族の侵攻により陥落したゴルドーの街。ジェラリエの指示を受け、生き延びた民はプルチノフ村へとたどり着いた。彼らを村に受け入れたプルチノフ大統領は、魔族の脅威がすぐそこまで迫っていることを知る。村の平和を守るため、大統領は魔族の本拠地たる魔境へ旅立つことを決意する。だがその前に、大統領留守中の村の食糧問題を解決する必要があり……。

ライドンキング 5巻

魔族の長との直接交渉に臨むため、魔境へと旅立ったプルチノフ一行。魔境へとつながる海底ダンジョンを進むも、この海底ダンジョンを統べるダンジョンコアの策略により、プルチノフ、ヨシュアス組/サキ、ホッチ組/ベル、カーニャ、キャルマー組の3つにパーティは分断されてしまう。それぞれに待ち受ける強力なボスモンスターを倒し、この海底迷宮を突破することができるのか!?

ライドンキング 6巻

海底ダンジョンから脱出したプルチノフ一行は、聖王国の辺境、魚人たちが暮らすトリトン族の村にたどり着く。彼らは沖に巣くう大海魔獣のせいで漁に出れず、わずかな税も納められないほど困窮していた。事情を知ったプルチノフは、彼らの手助けを買って出る。だが、この村にも世界を揺るがす本当の脅威が着々と迫りつつあった…! ★番外編「大統領と人馬の秘酒」「大統領と至高の調味料」も収録!

ライドンキング 7巻

「どつきあいで勝ったら、聖王に取り次ぐ」という約束のもと、死の谷のエドゥを訪ねたプルチノフ一行。しかし死の谷は龍穴から溢れだす瘴気に侵され、壊滅の危機を迎えていた。龍穴を塞ぐため竜化したエドゥだったが、正気を失い暴走してしまう。このまま瘴気が漏れ出せば世界は破滅へと向かう。プルチノフは龍穴を塞ぎ、その拳でエドゥとの約束を果たせるか!

ライドンキング 8巻

グリフォンに導かれ、聖王都へ立ち寄ったプルチノフ一行。プルチノフは領主のリィナと副領主のダイアを前に平和的な交渉をはじめる。だが、プルチノフが“龍脈”のことを切り出した途端、ダイアは急に敵意を向け、魔導院(ルビ:タワー)とのつながりを疑う。その頃、暗躍していたカーヴィンは巨大な最終進化魔獣を率い、聖王都への襲撃を開始した! この難局をプルチノフはどう乗り越えるのか!?

ライドンキング 9巻

荒廃した聖王都の再建に勤しむプルチノフたち。だがその頃、聖王宮で囚われの身となっているカーニャには生け贄の時が迫っていた。それを知ったプルチノフはカーニャを救出すべく、超巨大な肉瘴気に侵された聖王宮へと向かうことに! 一方、アンデッドと化したカーヴィンのホムンクルスにより、プルチノフらの動きを知った魔導院のカーヴィンの本体は、さらなる暗躍をはじめる…!

ライドンキング 10巻

プルチノフ村は、聖王国を対等な国家として迎え入れ、北辺の連合国へと発展を遂げた。だが、建国の父たるプルチノフは、この国の王となることを固辞し、新たな冒険へと旅立った。目指すは凶暴な魔獣が跋扈する人類未踏の魔領域! そこにはどんなライドンが待ち受けているのか、心を躍らせるプルチノフだが…!

ライドンキング 11巻

魔領域を目指し本土のネビュートスへと渡ったプルチノフ一行。本土にあふれかえるゴロツキや強欲な悪人どもを返り討ちにし、さらに歩みを進めようとしたその時、街は北方騎士団の大軍勢に包囲された。プルチノフは「血の一滴も流さず、3日でこの軍勢を去らせてみせる」と宣言するが、果たしてどんな秘策が…!?

ライドンキング 12巻

「国民を救ってほしい」と乞われ、ハイブリード公国へと向かったプルチノフ一行。だがそこは、この大陸で最も魔素(マナ)の薄い地だった。それは、かつてこの地に堕ち、今は石棺に封印されている竜の屍が、大量の魔力を吸い続けているからだという。魔力の欠乏により疲弊しきった人々。一方、ベルの身体にも異変が起こり…!?

ライドンキング 13巻

たびたびベルの身体を乗っ取り、脅威を与えてきた黒の塔主・ベガ。ベルとのつながりが切れているかを確かめるべく、ベルの記憶の中を探ることに。だが、幼少期の記憶の先にあったのは、大きな暗闇に偽装された生前の記憶。それは遺伝記憶領域、つまりベルの血統に残された記憶。そこにはこの世界のはじまり、そして悲劇の記憶が残されていた…。