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千里の道も 第三章(1) 参戦! マスターズ
いよいよ、坂本遼初めてのマスターズが始まった。練習場ではショットの調子が抜群にいい遼だったが、大舞台の観衆、そして歴戦のライバルたちを前にして極度の緊張からチグハグなプレーに。1番ティではプッシュアウト、さらに強引なリカバリーに出て傷を広げる。続く2番も調子は戻らず、2ホール連続ダブルボギーと、早くも予選落ちの危機に追い込まれてしまう。それでもなんとか凌いでハーフターンし、忍耐のプレーは魔女の待つアーメンコーナーへと続く……。
千里の道も 第三章(2) 苦闘の予選ラウンド
マスターズ初日、バックナインではイーグルを奪取したものの、スタート直後の乱調が最後までたたって、結果的に好スコアを残せなかった坂本遼。予選通過には2日目で少なくとも3アンダーが必要という、厳しい状況に追い込まれてしまう。だが、このままでは終われない。2日目は前日のミスを教訓に、出だし3ホールを1アンダーと最高の滑り出し。やっと勢いにのってきた遼は、このまま一気に予選通過ラインを突き抜けられるか?
千里の道も 第三章(3) オーガスタの魔女
マスターズに初出場した坂本遼は、初日、極度の緊張から序盤でミスを連発し、スコアを大きく崩してしまう。2日目になんとか持ち直し、予選カットラインまであと一歩に迫りつつも、11~13番のアーメンコーナーで林や池に打ち込み、トラブルが続く。しかし、最後まで諦めない必死なプレーで驚異的な粘りを見せパトロンを沸かせる。果たして遼は、家族や恩師・猪俣、そして日本で見守る先輩・鶴田の応援に応えて決勝に残ることができるのか……。
千里の道も 第三章(4) 父子を襲う闇
憧れのマスターズに初出場を果たした坂本遼は、失敗を恐れず、勇猛果敢にオーガスタに挑んだが、2日目の15番で3度池ポチャし、予選落ち。それでも荒木田の励ましもあり、最後まで懸命のがんばりを見せる。オーガスタのメンバーのあたたかい言葉に勇気づけられ「必ずもう一度」の気概を胸に心機一転、国内ツアーに復帰するが、連続予選落ちの不振にあえぐ。そんな折、妻の恭子が病院で遼の父親の姿を目にし、恭子の胸にかすかな不安の影が宿る。
千里の道も 第三章(5) 闘志の日本プロ
予選落ちに終わったマスターズ以後、3週連続の予選落ちで自暴自棄になりかけていた遼のもとへ突然、父が訪ねてきた。「1日1日を大切にしているか」意味深な言葉を残して去っていった父は、重い病を一人で背負い込んでいた。家族に心配をかけまいという父の強さが、沈んだ遼を奮起させ、心機一転挑戦した日本プロでは初日5ホールで2アンダーと好調なすべり出しを見せる。ところが、激しい雨で試合は一時中断になってしまう。
千里の道も 第三章(6) ライバル激突
全英オープン出場への架け橋となる日本プロゴルフ選手権。幸先良好だった第一ラウンドから一転し、遼は第2ラウンドで幾度もの窮地に立たされる。あっという間に順位は下降し、マスターズから続く、4週目となる予選落ちの不安すら脳裏をよぎる。対して、好調をキープするライバル・五郎は突如やる気を出した悟の助けを借り、単独首位に躍り出る。そして17番、バンカーでピンチに見舞われた遼は、イチかバチかの大技を思いつく。
千里の道も 第三章(7) 運命のスプーン
プロ日本一を決める日本プロ最終日、荒天に見舞われ、ながらも、我慢のゴルフで上位に食い込んだ坂本遼。同スコアでならぶS・K・ホ、そして再度となるヨーロッパへの挑戦に執念を燃やす山名らたちとの優勝争いはますます厳しいものとなった。優勝すれば全英オープンへの道が開ける遼。病魔に倒れた父が願う全英への切符を手にすることは果たしてできるのか? 親父、死んだらダメだ。全英に連れていくぞ!
千里の道も 第三章(8) ポットバンカー
スランプから立ち直り、並み居るライバルを破って、手に入れた全英の切符。いよいよ、期待と不安の全英オープンが幕開けする。舞台はロイヤル・トゥルーン。神が創り給うたリンクスの大自然が、さっそく坂本遼に牙をむき始める。ひざ下まであるラフ、ポットバンカー。さらには、あのタイガーでさえ6打を打ったショートホールのバンカー…。ビジェイ・シン、コリン・モンゴメリーら強敵も相手にして、果たして遼はどう戦っていくのか?
千里の道も 第三章(9) リンクスの試練
勇躍全英オープンに臨み、リンクスの罠に手こずりながらも、初日はイーブンパーで終えた坂本遼。2日目はリンクス特有の風「ロブ・ロイの怒り」が吹き始めたが、その対策はユーティリティクラブという武器でとってあった。しかし、スタート直前に、キャディ荒木田の失態でシャフトが曲がってしまうという最悪の事態が起こってしまう。急遽ワークショップカーに走ったが、修理が済むのは40分後。それまで遼はこの強風に耐えられるのか?
千里の道も 第三章(10) 激動、全英3日目
全英オープン初日はイーブンで上々の滑り出し。そして2日目、ユーティリティが曲ってしまうというアクシデントがありながらも3アンダー10位で終えた坂本遼を待ち受けていたのは、師・猪俣の姿であった。夜のバーで彼の全英の経験を聞くに至って、発奮したのはキャディの荒木田。その発奮が効いたのか、遼は世界一のレフティ、フィル・ミケルソンにも一歩も譲らない、互角以上の闘いを演じて順位を上げていく。