俺と母は常に”繋がって”いた─────(スペリオール2018年24号)
小学生の佐藤はある日、棒人間になる病気にかかってしまう。病気を治す方法は、脳に刺激を与えること。思春期の刺激といえば、“恋”――!?ジャンプ期待の新鋭が送る青春ドラマラブコメディ!
腕利きの殺し屋・加茂祐介。彼は今人生最大の危機に瀕している。それは標的が凶悪なマフィアだからでも、任務が危険だからでもない。大好きな彼女との約束が迫っているからである!! 殺し屋としての任務か、それとも最愛の彼女か。究極の二択に迫られる加茂はこの窮地を乗り越えられるのか!?
高校生の息子と母親が一緒にお風呂に入ってるインパクト大なシーンから始まる。へその緒を切ると母子ともに死んでしまう奇病のため、主人公は常に保護者同伴の人生を送っている。物語の後半で主人公は自分の病気を解明すべく医者になるが、年老いた母はアルツハイマーになり余命わずかと告げられる。このままでは二人とも死んでしまう。怒涛の追い込みの末に息子はある選択を得ることになるが…。ちょっと不気味な設定なんだけど、母が明るい性格で主人公の人間関係にもスムーズに馴染んでいるので、読んでる側もそんなに悲壮感を感じない。主人公が最後に選んだ答えも私はすごく腑に落ちた。いい母ちゃん過ぎるんだよ〜。 絵が洗練されたら大作家になりそうな予感!