あらすじ

頭の中で考えたことが、周囲に勝手に伝わってしまう奇病・サトラレ。女子高生サトラレ・海崎千景の頭の中は毒舌でいっぱい。趣味は官能小説を読むこと。そんな千景は父親と2人暮らし。父親は仕事人間で、サトラレを守る対策委員による千景の日常報告も「メールで送ってくれ」と冷たく言い放つ。親子の会話はなく、千景は愛情に飢えていた。荒れる思念の中には母親への想いも。対策委員たちがなんとか親子関係を修復させようと乗り出すがーー。
サトラレ~嘘つきたちの憂鬱~ 1巻

「サトラレにサトラレだと気づかせてはならない」--頭の中で考えたことが、勝手に周囲に伝わってしまう奇病・サトラレ。女子高生サトラレ・海崎千景は、好きな人も、悩みも、夢も、欲望も全て他人に知られてしまっていることを、本人は知らずに暮らしている。そして千景が幸せに暮らせるよう密かに彼女を守っている「未成年対策委員」達。これはサトラレと未成年対策委員達の、優しさと脆さと切なさが詰まった青春物語。

サトラレ~嘘つきたちの憂鬱~(2)

頭の中で考えたことが、周囲に勝手に伝わってしまう奇病・サトラレ。女子高生サトラレ・海崎千景は頭の中が毒舌でいっぱい。趣味は官能小説を読むこと。そんな千景に自分がサトラレだと気づかせないよう密かに彼女を守っているのが「未成年対策委員」達。中でも新人対策委員の甚は超問題児。千景の思念に反応してしまったり、キスまでしてしまう。すっかり甚を嫌う千景だったが、学園祭を通して少しずつ意識が変わっていきーー。

サトラレ~嘘つきたちの憂鬱~(3)

頭の中で考えたことが、周囲に勝手に伝わってしまう奇病・サトラレ。女子高生サトラレ・海崎千景の頭の中は毒舌でいっぱい。趣味は官能小説を読むこと。そんな千景は父親と2人暮らし。父親は仕事人間で、サトラレを守る対策委員による千景の日常報告も「メールで送ってくれ」と冷たく言い放つ。親子の会話はなく、千景は愛情に飢えていた。荒れる思念の中には母親への想いも。対策委員たちがなんとか親子関係を修復させようと乗り出すがーー。

サトラレ~嘘つきたちの憂鬱~(4)

頭の中で考えたことが、周囲に勝手に伝わってしまう奇病・サトラレ。女子高生サトラレ・海崎千景は、友人・吉田の様子がおかしいことが気になっていた。遊びに誘っても断られることが増え、携帯を確認する回数も多い。「彼女ができた」と疑う千景は、吉田を尾行して真実を知ろうとするがーー。対策委員のリーダーである吉田の「秘密」が明らかになる、衝撃と切なさの最終巻!女子高生サトラレと未成年対策委員達の友情の行方はーー。