骨肉腫で片足を失った女子高生、鈴は、義足技術者・風見と、競技用義足・ブレードとの出会いにより、走る楽しさに目覚めていく。ブレードを作り続けるため、IZUMO(イズモ)を辞めた風見。義肢装具士の白井、理学療法士の水原らと一緒に、新生ガレージチームとして、スポンサー探しから始めることに!一方、鈴は、より速く走るため、練習に明け暮れていた──。家族、仲間、ライバル。「ブレード」を通して出会った人々とともに、鈴は、だれにも負けない「速さ」を目指す……!!「楽しい」のその先、チームの想いを背負い、走り続ける覚悟を決めた鈴の、青春パラスポーツ漫画、感動の最終巻!
重松成美先生の新作。 病気で片足を失ったJKが、ハイテクな義足を手に入れてパラリンピックを目指す話。 導入部はまだヒロインが義足に出会っておらず、絶望のあまり反抗的な態度になるあたり、非常に感情移入しやすい。 そこから一気にやる気が出るシーンはドラマチック(やや演出過剰?)で、一気に引き込まれた。 続きが楽しみ。