人の恋を影から愛でる“黒子女”の未来は… もう恋なんてしない。恋のトキメキもキラキラも、遠くから見てるだけで十分! 私は“黒子”として余生をすごすんだから――…! そう誓って、母校でもある地元の高校へ再就職した里子。全身黒ずくめで影からそっと周りの恋模様を見守る彼女のあだ名は“黒子先生”! それなのに、学校イチの人気生徒“王子様”葵の裏の顔を知り、なぜか懐かれるハメに。さらには秘密の過去を持つ里子の学生時代の元担任・新巻と再会して…? 黒子はふたたび、恋の舞台に上がることはできるのか!? 「王様に捧ぐ薬指」のなべしほが贈る、黒子女のヒロイン復活劇!!
ストーリー的には、年上と年下、二人のイケメンに翻弄されそうなところを黒子として鉄の意志で拒絶する、といういかにも少女漫画らしい展開。 ひもの女ならぬ『黒子女』という単語はキャッチー。 しかし、実際読んでみると黒子キャラがあまり立っていないというか、「黒子でいい」と言いつつ自らスポットライトへ当たりに行ってる感が……w