あらすじ

がん細胞をなんとか駆逐し、戦いの終わった体。しかし、その爪痕はあまりに大きく――。ここぞとばかりに攻め込んでくる細菌やウイルス、そして細胞たち同士の間に起こる不和。体はがんからの復興を遂げ、「ホワイトな職場環境」を実現できるのか。『はたらく細胞』哀愁と戦慄の大人版、クライマックス。
はたらく細胞BLACK 1巻

毎日せっせと体中に酸素を運ぶ、新米赤血球。しかし彼の職場(世界)の労働環境は、徹底的にブラック――!! 飲酒、喫煙、ストレス、睡眠不足……不健康の総合商社のような世界で、過重労働の末に細胞たちは何を思うのか? これは、あなたの体の物語――。

はたらく細胞BLACK 2巻

毎日せっせと体中に酸素を運ぶ新米赤血球。しかし彼の職場の労働環境は、ブラックさを増していくばかり。水虫、胃潰瘍、痛風、不健康の全てが凝縮したような体に、遂に終わりの時が訪れる……? 過重労働の果てに、細胞たちは何を思うのか。働くって、いったい何なんだ!? これは、あなたの体の物語――。

はたらく細胞BLACK(3)

心筋梗塞を乗り越えて、ついに平穏を取り戻した体。ホワイトな労働環境の中でモチベーション高く働いていた赤血球だが、ある日突然、血管内に入ってきた謎の管に、白血球たちと共に吸い込まれてしまう。目を覚ますと、そこは以前に輪をかけてブラックな、別の体だった――!! 体内の細胞たちの過重労働物語、激動の第3巻。

はたらく細胞BLACK(4)

別の体へと運ばれてしまった赤血球たち。ようやく再会を果たした白血球は、「この体は糖尿病だ」と告げる。腎臓の糸球体たちは大量の糖分濾過で疲弊し、膵臓ランゲルハンス島のβ細胞たちにも異変が…。痔、帯状疱疹と、立て続けに病魔に襲われ、ついに体は崩壊の時を迎えようとしていた。過重労働極まる赤血球たちに、明日はあるのか。戦慄に次ぐ戦慄、読むと摂生を心掛けずにはいられない第4巻。

はたらく細胞BLACK(5)

別の体へと運ばれてしまった赤血球たち。ようやく再会を果たした白血球は、「この体は糖尿病だ」と告げる。腎臓の糸球体たちは大量の糖分濾過で疲弊し、膵臓ランゲルハンス島のβ細胞たちは自ら命を絶ってしまった――。悪化を続ける糖尿病とともに、体は様々な病気を併発。睡眠時無呼吸症候群、急性膵炎、歯周病、そして睡眠薬のオーバードーズ…。”ブラック”を超えた究極の悪環境の中で、赤血球たちは働く意味を見失わずにいれるのか。絶え間ない絶望と戦慄が細胞たちを襲う、読むと摂生するしかなくなる第5巻。

はたらく細胞BLACK(6)

悪化を続ける糖尿病と、絶え間なく体を襲うストレス。オーバードーズによって、体がついに自ら死を選び取ってしまったことを悟り、細胞たちの心は絶望と虚無感で埋め尽くされた。しかし突如挿入された管によって胃は洗浄され、体は強制的に覚醒。そして細胞たちは、体の「反省と後悔」を目にする――。不健康を極めた体の底知れぬ絶望と、健康への渇望、そして無情にも襲い来る更なる苦境・”うつ”。細胞たちは体に振り回され、裏切られながらも、その体のためを思い戦い続ける――。読むと不摂生など二度とできなくなる、戦慄の第6巻。

はたらく細胞BLACK(7)

体はうつ状態からなんとか立ち直らんとし、これまでの不摂生を悔やみ、ついに健康に対して前向き。しかし無情にも、体の片隅で、エラーを起こした細胞たちは増え続けていた――。がん編、開幕。『はたらく細胞』哀愁と戦慄の大人版、第6巻。

はたらく細胞BLACK(8)

がん細胞をなんとか駆逐し、戦いの終わった体。しかし、その爪痕はあまりに大きく――。ここぞとばかりに攻め込んでくる細菌やウイルス、そして細胞たち同士の間に起こる不和。体はがんからの復興を遂げ、「ホワイトな職場環境」を実現できるのか。『はたらく細胞』哀愁と戦慄の大人版、クライマックス。