あらすじ

小姓組直下の御膳奉行・矢背蔵人介は将軍・徳川家慶の毒味役「鬼役」を務めている。そして裏の役目として小姓組番頭・橘右近から命を受け白洲で裁けぬ悪を闇に葬る暗殺役も担っていた―――。鬼役を夢見る若き小姓の悲劇を描いた「切腹」と全てを奪われた蔵人介の師……「供養の蕎麦」を収録。
鬼役 1巻

将軍家毒味役、通称「鬼役」矢背蔵人介は、幕府の重役から命を受け、白洲で裁けぬ悪人を斬る暗殺御用の刺客であった――。華やかなる江戸を舞台に田宮流抜刀術で悪を裁く、超一級剣客時代劇!

鬼役 2巻

将軍家毒味役―― 通称「鬼役」矢背蔵人介は白洲で裁けぬ悪人を斬る暗殺御用の刺客であった――。残虐行為を繰り返す盗賊集団を蔵人介が居合術で迎え撃つ、超一級剣客時代劇!

鬼役 3巻

表の顔は将軍家毒味役…… 裏では悪を斬り捨てる凄腕の刺客―― 鬼役・矢背蔵人介が正義の剣で奸臣を斬る、超一級剣客時代劇!

鬼役 4巻

将軍・徳川家斉の毒味役通称「鬼役」―― しかし裏では抜刀術で悪を斬る凄腕の刺客…。鬼役・矢背蔵人介が将軍を狙う「幻敵」に挑む超一級剣客時代劇!

鬼役 5巻

将軍の毒味役を務める矢背蔵人介にはのさばる江戸の悪を斬る刺客という裏の顔があった…。鬼役・蔵人介が亡き友、そして老侍の無念を晴らす。涙あり、迫力の剣戟ありの超一級剣客時代劇!

鬼役 6巻

世の中はいつの時代も悪党どもで溢れている…。三千両を強奪した元武士、打ち壊しに乗じて私腹を肥やす大目付らを毒味役にして刺客―― 矢背蔵人介が成敗する、超一級剣客時代劇!

鬼役 7巻

この男、凄腕の刺客―― 将軍家毒味役・矢背蔵人介がこの世の許せぬ悪を成敗する、涙あり、迫力の剣戟ありの超一流剣客時代劇! 人斬りとなったかつての同僚、その最期を蔵人介が見届ける「武士の矜持」など全五話収録。

鬼役 8巻

「貨幣改鋳の裏で莫大な金を手にする外道を成敗せよ!」将軍家毒味役の矢背蔵人介に<裏御用>の名が下る――。しかし、証人は次々と消され、腕利きの刺客が立ちはだかる…。史上最大級の事件に挑む超一流剣客時代劇!!

鬼役 9巻

毒味役にして刺客―― 矢背蔵人介が、復讐に生きる若侍を、私欲に溺れる江戸城内の重役を、必殺の抜刀術で斬る! 圧倒的読み応えの超一流剣客時代劇!!

鬼役 10巻

老中謀殺を企てた侍が死に際に残した言葉「頼む」―― 矢背蔵人介はその真意を探る中で謀殺未遂事件の黒幕の存在を突き止める! 凄腕の刺客が悪を斬る、超一流剣客時代劇!!

鬼役 11巻

将軍・徳川家慶を狙った謀殺未遂事件が起こる。緊迫する江戸城内を尻目に家康は日光社参を決意。そして矢背蔵人介には将軍護衛の密令が下る…。シリーズ屈指の爽快感、超一流時代劇最新刊!

鬼役 12巻

将軍家毒味役、通称“鬼役”にして凄腕の刺客・矢背蔵人介が、長柄刀と抜刀術で江戸の巨悪を斬る、超一級時代劇の最新刊! 金で侍身分を買った熊本藩の藩士と、刺客として生きることとなったその息子の悲しい末路を描く「寸志御家人」。矢背蔵人介の子・鐵太郎と心優しき侍の交流を描く「算額の誓い」。雑誌掲載時、大反響の二編(全六話)を完全収録。

鬼役 13巻

ある日、矢背蔵人介は町中で捨て子に出くわした。季節は初夏、赤子の体調を心配した蔵人介は家へ連れて帰ることになったが……「小捨て成敗」。女房を捧げたことで幕臣となった火盗改同心・木暮清志郎が筆頭与力に手傷を負わせて出奔した。木暮と古き剣友であった蔵人介は事件を調べてみたところ、火盗改の組織ぐるみの犯罪が明らかに……「蛍」、傑作二本を完全収録。

鬼役 14巻

小姓組直下の御膳奉行・矢背蔵人介は将軍・徳川家慶の毒味役「鬼役」を務めている。そして裏の役目として小姓組番頭・橘右近から命を受け白洲で裁けぬ悪を闇に葬る暗殺役も担っていた―――。鬼役を夢見る若き小姓の悲劇を描いた「切腹」と全てを奪われた蔵人介の師……「供養の蕎麦」を収録。

鬼役 15巻

剣友の死の影に 思わぬ大物の陰が…… 小姓組直下の御膳奉行・矢背蔵人介は将軍・徳川家慶の毒味役「鬼役」を務めている。そして裏の役目として小姓組番頭・橘右近から命を受け白洲で裁けぬ悪を闇に葬る暗殺役も担っていた―――。蔵人介の剣友であり、甲州石和の代官である鶴瀬伊織が殺された。剣の腕前は蔵人介にも引けを取らない剣客である鶴瀬の死は銃で頭を吹き飛ばされた無残なものであった。事件の真相究明に乗り出す蔵人介だったが、そこには思わぬ大物の陰が――。☆「代官殺し」(其ノ一~其ノ四)、「世直し烏」(前後編)の全六編を収録!!

鬼役 16巻

人員・所在すべてが不明 かつてない敵が現る!! 小姓組直下の御膳奉行・矢背蔵人介は将軍・徳川家慶の毒味役「鬼役」を務めている。そして裏の役目として小姓組番頭・橘右近から命を受け白洲で裁けぬ悪を闇に葬る暗殺役も担っていた―――。年に一度だけ杯を交わす奇縁の友・杉内中馬。幕臣に取り立てられ、希望に燃えていた男が煙硝蔵爆破という天下を揺るがす大罪を犯して行方をくらます。本当に杉内の犯行なのか? 疑念を蔵人介に謎の組織が――。☆「加賀の忠臣」(其ノ一~其ノ四)、外伝「国綱質入れ」ほか、全七編を収録!!

鬼役 17巻

矢背家の後継問題…そして鐡太郎に危機が!! 小姓組直下の御膳奉行・矢背蔵人介は将軍・徳川家慶の毒味役「鬼役」を務めている。そして裏の役目として小姓組番頭・橘右近から命を受け白洲で裁けぬ悪を闇に葬る暗殺役も担っていた―――。蘭学に傾倒する蔵人介の息・鐡太郎は、師と仰ぎ尊敬する蘭学者・秋吉英三に異国の文化や暮らし、知識を享受できる小笠原島への密航に誘われる…… そして鐡太郎の決断が矢背家を窮地に―――――!! ☆「末期養子」其ノ一~其ノ四ほか、全七編を収録!!

鬼役 18巻

小姓組直下の御膳奉行・矢背蔵人介は将軍・徳川家慶の毒味役「鬼役」を務めている。そして裏の役目として小姓組番頭・橘右近から命を受け白洲で裁けぬ悪を闇に葬る暗殺役も担っていた───。幕府の公金を遣い込む奸臣の暗殺を命じられた蔵人介だが、標的である真壁八郎左衛門が悪党に思えず、密命を果たせずにいた。調べを進める内にことの裏に潜む巨悪の存在を知るも、密命が撤回されることはなく…… 幕命か、己が正義か……蔵人介の決断とは─── ☆「密命破り」(其ノ一~其ノ三)ほか、全七編を収録!!

鬼役 19巻

小姓組直下の御膳奉行・矢背蔵人介は 将軍・徳川家慶の毒味役「鬼役」を務めている。そして裏の役目として小姓組番頭・橘右近から命を受け 白洲で裁けぬ悪を闇に葬る暗殺役も担っていた───。群盗“鎌鼬”の乱行や町娘の神隠しの噂など府内に流れる不穏な噂と 雨宿りに立ち寄った居酒屋の女将・おりょうとの間に 奇妙な関係性を見出した蔵人介。みずから調べを進める蔵人介を待ち受けるのは──―。☆「鎌鼬の女」(其ノ一~其ノ四)ほか、全七編を収録!!

鬼役 20巻

小姓組直下の御膳奉行・矢背蔵人介は 将軍・徳川家慶の毒味役「鬼役」を務めている。そして裏の役目として小姓組番頭・橘右近から命を受け 白洲で裁けぬ悪を闇に葬る暗殺役も担っていた───。鬼役を継ぐ者として修行の日々を送る卯三郎の根付が 辻斬りの現場で見つかった───。自身の…そして尊敬する兄弟子の潔白を示すべく、蔵人介とともに調べを進める卯三郎を待つものとは……。一方で別れた愛妓のために京から戻った 矢背家のもう一人の居候にして、将軍家慶のご落胤・宗次郎。いとしい君の行方を追う彼を狙うのは 蒐集欲に狂った老爺の野望───。☆「鷹の羽」(其ノ一~其ノ四)ほか、全八編を収録!!

鬼役 21巻

小姓組直下の御膳奉行・矢背蔵人介は将軍・徳川家慶の毒味役「鬼役」を務めている。そして裏の役目として小姓組番頭・橘右近から命を受け白洲で裁けぬ悪を闇に葬る暗殺役も担っていた───。酒宴の席で父を斬られ、仇討ちを誓う少女・冬。彼女からその助太刀を請われた卯三郎だったが、武士としての矜持と養子の立場に挟まれ懊悩の日々を過ごす事となる。しかしその仇討ちが本丸と西の丸の勢力争いの果てに仕組まれたものだとは、若き二人は知る由もなかった───☆「六郷川の仇討ち」ほか、全七編を収録!!

鬼役 22巻

小姓組直下の御膳奉行・矢背蔵人介は将軍・徳川家慶の毒味役「鬼役」を務めている。そして裏の役目として小姓組番頭・橘右近から命を受け白洲で裁けぬ悪を闇に葬る暗殺役も担っていた───。数々の悪事に関与しながら裁きを逃れてきた郡上院伊代守。奸臣の新たな悪事の気配を察し、調べを進める蔵人介だったが、疑惑には公儀の威光を揺るがしかねない大藩の不正と、実父・孫兵衛がひた隠してきた過去の呪縛が待ち受けていた───☆「まんさくの花」ほか、全六編を収録!!