あらすじ

まんが道にも登場した幻の作品を初単行本化 舞台は21世紀、人類は宇宙に飛び出し、月や火星も地球の植民地になっています。日本には宇宙少年団が誕生し、少年たちに正しい勇気と科学知識の教育を行っていました。団員のひとり桜鉄太郎は「ロケットくん」のあだ名を持つ、明るく活発な少年。卑怯者の赤星や、西郷首相暗殺を企てる暗黒団などと戦いながら、火星を目指しますが……。SFの中に佐藤紅緑の熱血少年小説を思わせる波乱万丈のストーリーを織り込んだ長編傑作少年マンガです。この下巻には「ぼくら」本誌に連載された本編の他に増刊号に掲載された「ゴルゴンの巻」と「宇宙線爆弾事件の巻」を収録しています。
宇宙少年団ロケットくん(上)
まんが道にも登場した幻の作品を初単行本化『宇宙少年団 ロケットくん』は『まんが道』の中でも最も有名なエピソードに登場するマンガです。上京し売れっ子マンガ家になったものの、忙しさのあまりに原稿を落とした藤子不二雄が、講談社の「ぼくら」での再起を飾った記念すべき連載です。藤子不二雄Aにとっても非常に思い入れの強い作品ですが、原稿の大半が失われたために単行本化に至りませんでした。今回は最新のデジタル復刻技術を駆使して、「ぼくら」本誌と別冊付録から掲載時の姿をモノクロにて再現します。
宇宙少年団ロケットくん(下)
まんが道にも登場した幻の作品を初単行本化 舞台は21世紀、人類は宇宙に飛び出し、月や火星も地球の植民地になっています。日本には宇宙少年団が誕生し、少年たちに正しい勇気と科学知識の教育を行っていました。団員のひとり桜鉄太郎は「ロケットくん」のあだ名を持つ、明るく活発な少年。卑怯者の赤星や、西郷首相暗殺を企てる暗黒団などと戦いながら、火星を目指しますが……。SFの中に佐藤紅緑の熱血少年小説を思わせる波乱万丈のストーリーを織り込んだ長編傑作少年マンガです。この下巻には「ぼくら」本誌に連載された本編の他に増刊号に掲載された「ゴルゴンの巻」と「宇宙線爆弾事件の巻」を収録しています。
わが名はXくん

わが名はXくん

第1巻「わが名はXくん」(幼年クラブ/58年1月号~3月号)「わが名はXくん」(たのしい四年生/59年10月号~60年3月号)第2巻「わが名はXくん」(たのしい五年生/60年4月号~61年3月号)第3巻「わが名はXくん」(たのしい六年生/61年4月号~62年3月号)「マスクのXくん」(毎日小学生新聞/65年4月5日~66年4月25日)
「愛…しりそめし頃に…」

「愛…しりそめし頃に…」

『まんが道』の続編として藤子不二雄A先生の青春記を描いた作品『愛…しりそめし頃に…』では、少し大人になった満賀道雄が、昭和30年代の漫画黎明期をトキワ荘で過ごした漫画界の若き巨匠達とともに、一人前の漫画家に成長していくまでが描かれている。多くの漫画家志望者を励まし、勇気づけ、導いた「魂の物語」巻末には特別付録としてデジタル版原画データを収録!
笑ゥせぇるすまん

笑ゥせぇるすまん

様々な悩みや欲望を持つ現代人に喪黒福造が魅惑的に歩み寄り囁く。しかし、喪黒との約束を破った者はその代償を負い、奈落の底へ。一話完結のオムニバス形式で人間の愚かさや弱さを味わわされるブラック・ユーモアの最高傑作。巻末には特別付録としてデジタル版原画データを収録!
サル

サル

20年ぶりに姿を現した猿谷猿丸が、活躍の舞台をアメリカに移し武者修行をはじめる。野生児天才ぶりは相変わらずだが、大人になったサルは冷静な判断力を持ち、ゴルフに対する信念や美学を備えた。キャディーから渡米生活をスタートさせたサルのチャレンジは続く。
憂夢

憂夢

人通りの少ない所にある不思議なレンタルビデオ店「憂夢」。様々な悩みや夢を持つ客に貸し出されるビデオの中身は客の心の中を…「笑ゥせぇるすまん」に次ぐブラックユーモア作品との評価を近年再び得る、歪んだ現代社会を描く問題作。
喪黒福次郎の仕事

喪黒福次郎の仕事

福次郎は「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造の弟。間違った道を選んだ人間を奈落の底へ突き落とす兄とは違って「人生を踏み外しそうになった」人を助けるのが稼業。「痴漢に間違えられた」「ゴルフの誤魔化しを人に見られた」など身近にあることで困っている人に近づくベビーフェイスの主人公だ。
愛ぬすびと

愛ぬすびと

難病の妻・優子の治療費を稼ぐため、旅行会社に勤めるサラリーマン・愛誠(あいまこと)が独身の女性を狙い結婚詐欺を繰り返す。次々と偽りの愛を食い物にして、やがて最後には本当の愛も…TVドラマ化もされた切ないストーリーの異色作。巻末には特別付録としてデジタル版原画データを収録!