あらすじ

悪の化身、ハンザの巨大な魔の手からかろうじてのがれた光児と滝は、対抗すべき力を得るために行動を開始した。そして、東京湾をとりしきる水軍島の海賊に助けを求めに行った。そこで光児は父、火梨洋介の死に関するいまわしい謎を知る…。暗雲たちこめる横浜にいよいよ抗争の嵐が吹きすさぶ! 熱血海洋巨編、波乱の第3集。
海商王(1)

没落した一家の再興をちかう火梨光児は、七つの海に君臨する大海商にならんと横浜の海運界に乗りこんだ。そこで暴力団の山岡組と事をかまえ、さらに誤解から本牧番長の滝重吉とも敵対してしまう。危機一髪のその時、ホラ貝の音とともに、かつて火梨家につかえていた海の男たちが加勢に集まった。熱血海洋巨編、海商王第1集。

海商王(2)

ボクシングでチャンピオンを破った光児は、まんまと立原から五千万円を借りることに成功する。しかし、同時に立原の宣戦布告もうける。彼の巨大な力に対抗するには男の力を集めるしかないと考えた光児は、本牧番長・滝重吉の男を買うため一対一の勝負を挑んだ。動乱の横浜に男の死闘が展開する。白熱の海洋巨編、第2集。

海商王(3)

悪の化身、ハンザの巨大な魔の手からかろうじてのがれた光児と滝は、対抗すべき力を得るために行動を開始した。そして、東京湾をとりしきる水軍島の海賊に助けを求めに行った。そこで光児は父、火梨洋介の死に関するいまわしい謎を知る…。暗雲たちこめる横浜にいよいよ抗争の嵐が吹きすさぶ! 熱血海洋巨編、波乱の第3集。

海商王(4)

ついに赤船の謎がとき明かされる時がきた。そして火梨家没落の謎も…。すべてはにくむべきHANSAの仕業だったのだ。プラチナこそなかったが、光児は立原広造と和解し、多くの友を得た。再起に燃える光児は新天地神戸で新しい仲間たちと事業を始めたが…。はてしなく広がる男のロマンを描く熱血海洋巨編、海商王完結集。