あらすじ

鈍色…それは不完全で曖昧な、恋の色。毎日キスをしていても、基秋からは何もしてくれないことに不満を募らせる美羽。「…ねぇ キスの先って、どうやるの…?」交わらない恋心が織りなす、偏愛ストーリー。
鈍色の箱の中で 1巻

<連載開始後3ヶ月連続! LINEマンガ連載 月間総合人気ランキング第1位> まっ白(純愛)でも、完全な黒(背徳的)でもない、曖昧で不安定な鈍色(にびいろ)な関係。分譲マンションという“大人の都合”に囚われた、高校生たちの偏愛的な日常ストーリー。【コミックス限定エピソード】「バイオリンのお姉さん」収録

鈍色の箱の中で 2巻

鈍色…それは不完全で曖昧な、恋の色。毎日キスをしていても、基秋からは何もしてくれないことに不満を募らせる美羽。「…ねぇ キスの先って、どうやるの…?」交わらない恋心が織りなす、偏愛ストーリー。

鈍色の箱の中で  3巻

どこまでも一途な恋は、時として人を振り回す。不条理に過ぎていく時の中、何が正しいのかも分からずに、ただひたすら前に進むしかないという残酷。綺麗な過去に捕らわれる者。幼い頃の記憶と残像に惑わされる者。拠り所のない想いに自棄する者。それぞれの想いの渦は、鈍色の不協和音となって小さな箱を埋め尽くしていく――。

鈍色の箱の中で 4巻

変わらないと信じていたものも、時としてあっけなく、音もなく崩れ去る。想いの交差は混濁し、鈍色の渦となって全てを巻き込んでいく――。されどいつしか暗雲は晴れ、新たな道を照らし出す。その時、前を向くか、目を反らすか。それぞれが別々の岐路に立たされる。

鈍色の箱の中で 5巻

濁りゆく人間模様。“若さ故の過ち”では済まされない事態に、それぞれがそれぞれの選択を迫られる。刹那に過ぎゆく時の中で、この混沌とした現実から彼らが導き出す答えとは――。

鈍色の箱の中で 6巻

運命は時に残酷に背を向け、淡い期待はあっけなく裏切られてしまう。それでも前を向いて歩いていかなければならない理由がある。彼らの運命を左右するこの“鈍色の箱”に一筋の光が差し込む時、そこには5人の未来が照らし出される――。最終話の「その後」を描いた描き下ろしマンガも収録。

鈍色の箱の中で 7巻

かつて“鈍色の箱”に囚われていた5人のその後の人生を切り取った番外編集。あおいの出産、基秋の苦悩、美羽の成長など、本編では描かれなかったそれぞれの心の機微を描くーー。番外編4編+描き下ろしを収録。