あらすじ

使者として訪れているサンファン王国で、醜いお家騒動に巻き込まれたバルド。二人の王妃とその息子の後継争いに加え、軍部と文官の権力闘争が繰り広げられる泥沼状態……多数派工作を遂行して国家の危機を救うべく、バルドは女傑・ウラカと共にマルマラ海を跋扈する海賊・サンパニラデオン討伐へと向かうことに――洋上の覇者を決める大海戦の幕が今、開ける!!
異世界転生騒動記1

異世界のマウリシア王国に生まれた貴族の少年、バルド・コルネリアス。なんとその体の中には、バルドとしての自我に加え、守銭奴戦国武将・岡左内と、ケモ耳大好きなオタク高校生・岡雅晴の魂が入り込んでいた! 三つの魂は一つになって、戦闘訓練や領地経営で人並み外れたチート能力を発揮していき……!? シリーズ累計18万部の痛快異世界ファンタジー、待望のコミカライズ!!

異世界転生騒動記2

守銭奴戦国武将・岡左内とケモ耳大好きなオタク少年・岡雅晴の魂をその身に宿す貴族の少年、バルド・コルネリアス。騎士学校入学のため、故郷を離れ王都キャメロンへとやってきた彼を待ち受けていたのは、個性的な級友たちだった――! 学業と金儲け、二足のわらじで更なる成り上がりを目指すバルドが大活躍! 波乱の学園編、スタート!!

異世界転生騒動記3

銭奴戦国武将・岡左内とケモ耳大好きなオタク少年・岡雅晴の魂をその身に宿す貴族の少年、バルド・コルネリアス。新たな発明品で更なる金儲けに勤しんでいた彼の勢いはとどまることを知らず、ついには国王からも一目置かれるほどに。しかし、そんなバルドの躍進を妨害しようと、王都に蔓延る悪党たちがひっそりと行動を開始するのだった――!次々と降りかかる災厄を華麗に躱し、バルドの立身出世が加速する!

異世界転生騒動記4

守銭奴戦国武将・岡左内とケモ耳大好きなオタク少年・岡雅晴の魂をその身に宿す貴族の少年、バルド・コルネリアス。マウリシア王家をコレラから救い、爵位を与えられたバルドはウェルキン王直々の命で隣国・サンファンへ使者として赴くことに。人生初の外交に胸躍らせる彼を待ち受けていたのは、長男の病死が引き金となり勃発した、次代の王を決める醜い後継者争いだった――!! 様々な思惑が交錯するお家騒動に溺れたサンファン王国を救うため、バルドのチート知識が炸裂する!!

異世界転生騒動記5

使者として訪れているサンファン王国で、醜いお家騒動に巻き込まれたバルド。二人の王妃とその息子の後継争いに加え、軍部と文官の権力闘争が繰り広げられる泥沼状態……多数派工作を遂行して国家の危機を救うべく、バルドは女傑・ウラカと共にマルマラ海を跋扈する海賊・サンパニラデオン討伐へと向かうことに――洋上の覇者を決める大海戦の幕が今、開ける!!

異世界転生騒動記6

誰もが不可能だと思っていた任務を見事に果たし、大手柄を立ててしまったバルドと頼りになる仲間たちが還ってきた。サンファン王国での大海戦&宮廷闘争を勝利に導き、晴れて帰国した彼を待っていたのは主君たるマウリシア国王からの意外すぎる褒美だった!

異世界転生騒動記7

マウリシア国王・ウェルキンの命により地・アントリムの領主となったバルド。秘書長のアガサやブルックス、ネルソンといった頼れる家臣とともに、日々アントリムの復興に明け暮れていた。ある日、アガサのもとに一通の手紙が舞い込む。その手紙はバルドとアガサを恐るべき陰謀へと誘うものだった――!

異世界転生騒動記8

仇敵であるハウレリア王国の間諜・ソバトにより、バルドの治めるアントリムの機密情報が敵の手に渡ってしまった。ハウレリアの大軍はついに挙兵し、アントリムめがけて進軍する。圧倒的戦力差に加え、国内の反体制派の暗躍もあって不利な状況に追い込まれたバルド。いかようにして民を、家臣を、そして愛する者たちを守り抜くのか。今ここに、新たな惨劇が幕を開けようとしていた――。

異世界転生騒動記9

バルドを総大将とするアントリム軍とハウレリア王国軍がついに正面から激突。当初は圧倒的兵力差によって押されていたアントリムだったが、近代軍事戦略を駆使するバルドの指揮で逆に敵を追いつめていく。やがて歴戦の敵将ボロディノとバルドが相対し、猛者同士の一騎打ちの火蓋が切って落とされる! 剣鬼と化したボロディノに苦戦するバルドが、勝利を掴むためにとった驚きの策とは――!?

異世界転生騒動記10

孤立状態にもかかわらず、バルド率いるアントリム軍は10倍以上の兵力を誇るハウレリア軍に圧勝した。しかし敵軍は緒戦の3倍の兵を率いて、再びアントリムに攻めこむ。街道が崩壊して援軍も望めず、物資も不足するなど絶望的状況に追いやられたバルド。戦局をひっくり返すために、悪魔のような作戦を考えつく!!

異世界転生騒動記11

バルド率いるアントリム軍の30倍もの兵を率いて、再びハウレリア軍が攻めてきた。現代知識を駆使して果敢に戦うがあまりの兵力差に抗えず、ついにアントリム軍は撤退に追い込まれてしまう。山まで退却するアントリム軍に追撃をかける敵勢力。絶体絶命なこの状況において、バルドは命懸けの策を発動する――!!

異世界転生騒動記12

第二次アントリム戦役にて、長年の敵・ハウレリア王国相手に大勝利を収めたマウリシア王国。その立役者であるバルドは、婚約者たちとともに王都で開かれる祝勝会に招待される。各国から首脳が集結し、大いに盛り上がる宴。しかしその水面下で、大陸の勢力図をひっくり返すほどの姦計がめぐらされており――!?

異世界転生騒動記13

祖国マウリシアの宮廷で開かれる祝勝会に参上したバルド。各国の首脳が訪れ大いに盛り上がる中、突如マウリシアと敵対関係にあるトリストヴィー公国の公子が姿を現す。彼は周囲からの敵意を浴びながら、亡国・トリストヴィー王国にまつわる衝撃の事実を語り始め……!?