あらすじ毎報音楽コンクール予選。本命と噂される相座武士(あいざ・たけし)は、成長した姿を見せつけるように繊細かつ力強い演奏をみせる。そして低迷を続けていた井川絵見(いがわ・えみ)は、公生に触発され聴衆大喝采の演奏を披露する。遂に回ってきた、有馬公生(ありま・こうせい)の演奏順。天才少年と呼ばれた頃と変わらない、正確で隙の無いピアノを弾き始めた公生。だが、母の幻影が少年を闇へと突き落とす。音の聴こえない世界で、少年は何を見出すのか?
クラシック音楽は私の中で興味無いものでしたが、この漫画を読んでから聞いちゃいます。 切なくて、でもってとてもきらきらとしたお話です!まさしく青春って感じです!! 主人公はピアニスト、ヒロインは薄命のバイオリン弾き、悲劇的なお話なんですが、その中に甘酸っぱさや、きらめきみたいなのが、ぎゅっと詰め込まれててとても静かできれいなストーリーです。 でも静かながらも、色んな音色が聴こえてきそうで、とってもカラフルです!読んだあとは、あたたかな気持ちになりました