あらすじ【フルカラー版!】モーセがシナイ山を下ったとき、その手には二枚の掟の板があった。モーセはシナイ山で主が彼に語られたことを、ことごとくイスラエルの人々に命じた――ヨセフの夢占い、モーセの誕生、エジプト脱出など、人類の偉大な遺産「聖書」の世界が生き生きとよみがえる!! 巨匠・手塚治虫が制作総指揮をしたアニメーション「旧約聖書物語」が待望の電子コミックス化!!
といっても、アニメをマンガ仕立てに編集した作品で、純粋なマンガ作品ではありません。 まぁ、火の鳥がほぼ聖書みたいなものですし、改めてマンガでしっかりと聖書を取り上げる必要がなかったのかもしれません。 わたしは聖書を読んだことがなかったのですが、全3巻でライトにひととおり触れることができ、すごくためになりました。 カインとかアベルとかロトとかソロモンとかバビロンとかデボラとかゴモラとかソドムとか、主にファミコンで知っていた固有名詞がかなり出てきます!!これらは聖書から取っていたのですね!! 内容は聖書どおりだと思いますが、聖書ってもっと教義的なものが書いてあると思っていたのですが、そうではなく、歴史書に近いものなのですね(多分に伝説的なものも含まれているとは思いますが)。 そして綺麗事だけでないものだったのは初めて知りました(というか、結構全編いい意味でも悪い意味でも「人間的」です)。