海辺の寺の若き僧侶・青海さんは、大の釣り好き。お経を読むよりも、潮目を読み、お布施よりも魚好きな青海さん。檀家の皆様からの依頼で、海の魚を釣りまくり! 日本一の釣り好きマンガ家・さとう輝が描く、大漁釣りマンガ決定版!
海辺の寺の若き僧侶・青海さんは、大の釣り好き。お経を読むよりも、潮目を読み、お布施よりも魚好きな青海さん。檀家の皆様からの依頼で、海の魚を釣りまくり! 日本一の釣り好きマンガ家・さとう輝が描く、大漁釣りマンガ決定版!
大きな剣道用具を担いで、都心にある女子高に通う浜咲さん。授業後は道場で稽古をすると思いきや、向かった先は… 神田川! ウナギ、スズキ、ハゼ、クロダイ… 釣ったら食べる。お魚系女子高生・浜咲さんから目が離せない!!
剣の腕は立つがぐうたらな釣り好きの浪人・川瀬流悟と、父に負けぬほどの太公望でしっかり者の娘・理津を中心に、江戸の町を舞台に繰り広げられる人情時代劇。「コミック乱」の大人気作品が、待望の単行本化となります。第1巻では、余命短い妻が初めて言ったわがままを叶えてやりたいと願う蕎麦屋の主人のために川瀬親子が奔走する『五郎八の懺悔』、過去の過ちを謝りたい兄と、それを受け入れた弟の絆を描く『兄弟の鮒』、床に伏せる母のために不器用ながらも懸命に生きる少年の成長譚『清太の鰻』、釣り大会での理津の奮闘と困っている人への心意気を描いた『沙魚百匹』の5編に加え、本作の原型となった『理津の釣り』も特別収録しました。たっぷりとご堪能ください。
「江戸前の旬」さとう輝(てるし)先生の短巻作品をいくつか読んだのだが、この「釣り師青海」(せいかい)は、特にお気に入りだ。仏教×釣りという設定が面白いだけでなく、料理も恋も、バランス良く楽しめる一冊。主人公は仏の道より釣りの道に夢中になっているダメ坊主だけど、どこか憎めない愛嬌がある。「千手観音阿修羅釣り」なる仏教ならではの派手な必殺技も面白い。ただ、必殺技を使うのは主人公ではなくヒロインの方だけど(笑) 幼馴染のヒロインが天才的な釣りの腕を持っていて、活発な性格でキャラが立っていた。この子が主人公でもおかしくなかったな。最後の方で描かれる二人の恋の行方は、読んでいてとても微笑ましいものあった。