あらすじ
海辺の寺の若き僧侶・青海さんは、大の釣り好き。お経を読むよりも、潮目を読み、お布施よりも魚好きな青海さん。檀家の皆様からの依頼で、海の魚を釣りまくり! 日本一の釣り好きマンガ家・さとう輝が描く、大漁釣りマンガ決定版!
海辺の寺の若き僧侶・青海さんは、大の釣り好き。お経を読むよりも、潮目を読み、お布施よりも魚好きな青海さん。檀家の皆様からの依頼で、海の魚を釣りまくり! 日本一の釣り好きマンガ家・さとう輝が描く、大漁釣りマンガ決定版!
海辺の寺の若き僧侶・青海さんは、大の釣り好き。お経を読むよりも、潮目を読み、お布施よりも魚好きな青海さん。檀家の皆様からの依頼で、海の魚を釣りまくり! 日本一の釣り好きマンガ家・さとう輝が描く、大漁釣りマンガ決定版!
「江戸前の旬」さとう輝(てるし)先生の短巻作品をいくつか読んだのだが、この「釣り師青海」(せいかい)は、特にお気に入りだ。仏教×釣りという設定が面白いだけでなく、料理も恋も、バランス良く楽しめる一冊。主人公は仏の道より釣りの道に夢中になっているダメ坊主だけど、どこか憎めない愛嬌がある。「千手観音阿修羅釣り」なる仏教ならではの派手な必殺技も面白い。ただ、必殺技を使うのは主人公ではなくヒロインの方だけど(笑) 幼馴染のヒロインが天才的な釣りの腕を持っていて、活発な性格でキャラが立っていた。この子が主人公でもおかしくなかったな。最後の方で描かれる二人の恋の行方は、読んでいてとても微笑ましいものあった。