あらすじ【虎弥太誘拐! 犯人はごく普通の小市民!?】18歳ながら子供の心を持つ虎弥太は、ある日1人で慣れない買い物に出かける。買い物は無事に済ませたが、その帰り道――虎弥太を医者の息子だと勘違いした冴えない男が、虎弥太を騙して連れ去ってしまった。そして奥森のもとに身代金の要求が…。正義と哀しみのサスペンス、第2巻!
透明感がある絵柄と評されているのを見た。 まるで光が点っていないかのような瞳。 最低限の情報が書かれた、空白が多い背景。 キャラクターを一時停止した瞬間を描いたような絵柄は、印象としては、「葬送のフリーレン」に似ている。 ストーリーは違うのだけど。 そして、淡々とした雰囲気の中、幸せとは言えないストーリーが綴られる。 すごく辛いことが起きて、記憶を消して、結果的にはハッピーエンドのお話、だったような。 うろ覚えの記憶で読み直してみたら、記憶がなくなれば全てうまくいくと思うな、と言わんばかりの第一話だった。 幸せってなんだろうと、口コミを書きながら思ってしまった。 最終回が思い出せないと思ったら、打ち切りで未完らしい。