あらすじ七日に一度だけ現れる、猫の絵が描かれた扉。チリンチリンと鈴の音を響かせながら開くと、そこは―――「異世界食堂」。見たことのない、されど美味しい料理を前に、異世界の住人たちに浮かぶ一つの疑問。―――どの料理が一番旨いか。結論の出ない話題を肴に、彼らは、今日も変わらない至福のときを堪能する。読めば必ずお腹がすく、美味しい異世界ファンタジー。縁を繋ぎ、絆を紡ぐ、第3巻。※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
原作イラストのエナミカツミ氏が好きなので読んでみました。タイトルやあらすじから想像してたよりずっと面白くて、美味しそうだった。 読む前は「アフリカの奥地にスマホを見せびらかしに行くテレビ番組と何が違うのか…」と敬遠がちだったんですが、いざ読んでみたら結構ドラマがしっかりしていて、料理の絵もレベル高いし、グルメ漫画の重要な要素になりつつある「リアクション」もファンタジーという強みを活かした自由度の高さで飽きさせてくれない。 異世界ものとグルメものの良いとこどりに成功した良作でした。