あらすじ毎週土曜の特別営業。「洋食のねこや」に、森や砂浜、街角と様々な場所から客が訪れる。お腹だけでなく目も心も満たされる料理を堪能するため、七日に一度、彼らは“異世界”より足を運ぶ。人呼んで―――「異世界食堂」。料理を楽しむ声と、軽やかな鈴の音を乗せて。今日も、チリンチリンと「異世界食堂」の扉が開く。読めば必ずお腹がすく、美味しい異世界ファンタジー、一期一会の第2巻。
原作イラストのエナミカツミ氏が好きなので読んでみました。タイトルやあらすじから想像してたよりずっと面白くて、美味しそうだった。 読む前は「アフリカの奥地にスマホを見せびらかしに行くテレビ番組と何が違うのか…」と敬遠がちだったんですが、いざ読んでみたら結構ドラマがしっかりしていて、料理の絵もレベル高いし、グルメ漫画の重要な要素になりつつある「リアクション」もファンタジーという強みを活かした自由度の高さで飽きさせてくれない。 異世界ものとグルメものの良いとこどりに成功した良作でした。