あらすじ夜でも明るく、真夏でも涼しく、冬でも暖かい不思議な料理屋。猫の絵が描かれた扉を開いた先には―――「異世界食堂」。「洋食のねこや」、創業五十年。「異世界食堂」、開店三十年。今日も小さな食堂は変わることなく、訪れた人々に美味しい料理を振る舞い続ける。チリンチリン―――そして今週もまた、土曜日に鈴が鳴る。読めば必ずお腹がすく、美味しい異世界ファンタジー。人と、味と、世界との出会いが詰まった最終巻。※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
原作イラストのエナミカツミ氏が好きなので読んでみました。タイトルやあらすじから想像してたよりずっと面白くて、美味しそうだった。 読む前は「アフリカの奥地にスマホを見せびらかしに行くテレビ番組と何が違うのか…」と敬遠がちだったんですが、いざ読んでみたら結構ドラマがしっかりしていて、料理の絵もレベル高いし、グルメ漫画の重要な要素になりつつある「リアクション」もファンタジーという強みを活かした自由度の高さで飽きさせてくれない。 異世界ものとグルメものの良いとこどりに成功した良作でした。