さよなら毒家族 アルコール依存症の祖母の呪縛から解放されて私を取り戻すまで

さよなら毒家族 アルコール依存症の祖母の呪縛から解放されて私を取り戻すまで

4歳のころに父が蒸発、母が自殺し、母方の祖父母に引き取られたゆめの。アルコール依存症の祖母と世間体を気にする祖父に悩まされ、思春期には二人の介護のために進学も夢も諦めることに。「普通の家族」を知らないまま大人になった著者だが、恋人と過ごすことで「おかしいのは私ではない?」と気づきを得て――。それでも「衣食住を与えてくれた二人は私の大切な家族」であることに変わりはない。すぐに縁を切ることも嫌いになることもできなくて…。「ばあちゃんがお酒に溺れてしまうのは……家族がこうなってしまったのは、私のせい?」祖母の暴言を聞くたびにゆめのは葛藤する。悩み苦しむゆめのだが、傍でやさしく支えてくれる恋人の存在で、次第に前を向き始め、機能不全家族から解放されていく。家族への憧れ、葛藤、気づきの心情がリアルに描かれた壮絶なノンフィクションストーリー。
心を病んだ父、神さまを信じる母

心を病んだ父、神さまを信じる母

ここに描かれた「本当のこと」は、きれいごとの作り話よりはるかに、読む人の心に希望を与えるだろう。──鶴見済 (ライター:「完全自殺マニュアル」「0円で生きる」他) 統合失調症から、妄想や幻聴に取り憑かれた父。そんな父を懸命に支える、楽天的なクリスチャンの母。そしてある時、父は特別な「声」を聞く……。著者の「わたし」はこの状況をどう受け止めてきたのか。心のあり方を問う、赤裸々なノンフィクションコミック。【目次】はじめに/1章 父の発病/2章 壊れる家族/3章 信仰の芽生え/4章 答えのない問い/あとがき

ゆめののひび

ゆめののひび
著者:ゆめの
ジャンル:エッセイ
最新刊:
2017/07/19
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