あらすじ自分の親や、妻…もしあなたの大事な人家族がゾンビになってしまったら…あなたはどうする? ゾンビを倒す漫画ばかりのこのご時世でゾンビをテーマに家族愛・絆を描く新感覚の泣けるゾンビ漫画! 堂々完結!
わたくし ロボットとか人間以外の存在が感情をもつ とか 記憶を亡くしたはずなのになぜか特定の事・人だけ本能で覚えている とか、こういう設定が弱いんですよね。 掛け算されたら、シナジーが発生して号泣必至です。 本作は、まさにそんな作品で、もうドツボでした。 登場人物の1人が、ある日ゾンビになってしまい、そこに家族や最愛の人を前にしてどう行動するのか?をオムニバス形式で描いた作品。 ゾンビになって理性を失い記憶が欠落しても、なくならないものってある。 それは愛なのか、大事なものを失いたくないという本能なのかわからないのですが、ギリギリのラインで耐える瞬間は感動します。 特に#2の父親と娘の話は、何度も読んでもグッときます。 #4の老夫婦の話も好き。 ゾンビ漫画ってだいたいパニックホラーが多いですが、 こんなヒューマン・ドラマな側面とも相性が良くて、また1つゾンビ漫画の奥深さを痛感しました。