あらすじマリーを追って海を渡った某農大樹ゼミの一行。電車や飛行機を乗り継ぎ、大陸横断しながら、異国の文化に触れていく直保達。そして、ついに直保は、沢木もやしの跡継ぎの立場を捨て、海外に移住してしまった兄、直継に出会う。長年抱えてきた思いをぶつける直保に、兄直継は……。
わちゃわちゃしているのが主人公と先生まわりだけかと思ったら、学校としてわちゃわちゃしている。 そのわちゃわちゃ、もとい多様性がとても楽しそう。 その道に進まなければ、出会えないだろう授業、オリエンテーション、余暇。 菌も農業系の学校が専門とするものなのかと、勉強になった。 流行っていたときによく聞いた「かもすぞ」。 そういうときに使うのかと理解した頃合いに現れた「かもして ころすぞ」。 すごくこわいと思ったら、ほんとに怖いやつだった。 ブームになったときに見損ねていたけど、読んでみたらすごくおもしろい。 欄外に菌の説明があるので、電子版を読む場合は大きい画面が良いと思います