あらすじフェンリルとの死闘に勝利し平穏な日常が戻ってきた、と思いきや――!? 新しい魔族が登場したり、「生贄制度」廃止のため王宮が動きだしたり…。 新展開の12巻! 大人気のパラレル番外編「ケモ姫と普通の王」を収録した小冊子つき!ザ花とゆめ掲載の4作+描き下ろしが入って充実度抜群★ ※別に配信している「贄姫と獣の王」12巻【通常版】と本編が重複しておりますのでご注意ください。
短編であれば、王様が贄として出された少女を助け出してハッピーエンドですが、短編ではないので、王様と贄姫と周囲の苦労が始まります。 王様は泣く子も恐れる魔族の王なので、あれこれ好きに決められるとはいえ、円滑に進めるためには周りとの調整も必要。 魔族は人間が嫌いなので、人間の妃などもってのほか。 どうしましょう、未来のお妃様! 少女サリフィは、贄になるために育てられたとあったけど、とても素直な子なので、いろいろ言いつつも親御さんは大事に育てていたんじゃないかなぁと思ったり。 そして、一巻の冒頭に作者が喜びの声を書かれていた通り、サリフィ以外は人外です。 一定の需要があるんでしょうね。だいたい作者さんが人外好きで描いている印象がありますが‥。 巻末の人間と人外入れ替え漫画は、見た目が違うだけで、やっていることが同じあたりがおもしろいです。