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考古学者・軽井沢浩二は実直な男だった。大学で教鞭をとりつつガソリンスタンドのアルバイトもこなし、日々を愛する妻と子の為に費やしていた。妻から第二子の妊娠を告げられ、来たる出費に不安を覚えつつも幸せな日々を過ごす軽井沢だったが、そんな彼に不幸が突然訪れる。研究成果の不振を理由とした、実質の解雇通告。家族に相談もできず途方に暮れる軽井沢のもとに、一人の女学生が訪ねてくる。悩める軽井沢に対し「先生に資金援助ができる」と言う彼女は、さらにこう続けた。「光光会って知ってますか?」
光光会に居場所を与えられ、光光会に身も心も奪われてしまった軽井沢。しかし、彼を待ち受ける受難はその片鱗を覗かせただけだった。光光会に入信していた謎の男、シシバ。彼を慕う少年、恭一。軽井沢の娘、ねね。軽井沢から始まる物語は、親しきものを巻き込み衝撃の結末を迎える。そして舞台は新たなる局面へ――
ねねの両親を殺し異能の力を手に入れた王崎タカト。事件から7年後、彼は世界的人気ミュージシャンとして ねねと恭一の前に再び現れた。王崎の再来に恭一は一人警戒を強めるが…。一方ライブ後、王崎の握手会に参加することとなったねねは、王崎から衝撃の真実を告げられる。カルトの恐ろしさを描くサスペンス、急転直下の第3巻!
人ならざる力を得、神に近づこうとした男・王崎。王崎の企みにより全てを失った男・恭一。王崎の陰謀を阻止すべく再び立ち上がった恭一は、全てを終わらすためねねたちと王崎のもとへ向かったが――