あらすじ川を背にして陣を築いた漢軍を見て、趙軍の陳余は自信満々に出陣した。しかしそれはまたしても韓信の策略だった。この世に言う「背水の陣」により、またしても項羽は煮え湯を飲まされる。そして誰も信用しない項羽はついに重臣范増にまで疑いの目を向け、范増は無念のままに項羽の元を去る。