あらすじ宗教改革が難航し、王はネフェルティティをしりぞけて、実の娘メリト=アトンを王妃とした。そして、自分と同姓愛関係にあったセメンクカラーとメリト=アトンを結婚させ、アメン=ラー神官団と王室の融和をはかるため、旧都へ向かわせた。残された王は三女アンク=エス=エン=パ=アトン(アンケセナーメン)を王妃としたが、病に倒れてしまう。その時、アンケセナーメン若干13歳。彼女は、王の死の瞬間から、エジプトで最高の権威を持つ立場となった――。