包丁貴族・団英彦から点心礼の挑戦状を突きつけられた味平は、敵を知るため、団が料理部長を勤める東洋ホテルのボーイとなった。このホテルでは団が料理を武器に、経営をも支配していた。その東洋ホテルで、国際重要会議が開催されることが決まったのだが、人気ホテルのため客室は満員。しかし団はたった3日間で300室あまりの空室をつくることができると断言。その秘密を探ろうとした味平は、逆に団から仕打ちをくらう。ついに味平は団へ点心礼の勝負をたたきつけた。勝負は’肉の宝分け’。かつてキッチン「ブルドッグ」の北村チーフが、無法板の練二と勝負し、敗れてしまったというほどの至難の技であった。