あらすじ家庭の事情で一度は奨励会をやめることを決意し、ヤクザとつるんで素人から金を巻き上げていた高美濃。しかし竜の説得で、真剣師に身を落とす一歩手前で復帰する。そして高美濃の復帰第1戦の相手は奨励会入会を果たした穴熊の弟・虎六だった。復帰戦を飾った高美濃だが、一方仲間の角道は負けが込んで…。
欠点だらけの駒形竜が将棋を通じて成長していく。 最初の方の駒形竜は全く好感が持てないやつだったが、将棋をはじめ大会に出て奨励会や師匠との出会いで人間的な成長を遂げていく。 奨励会のライバルや師匠が良い人達で、特に高美濃君や芦川八段がいなければ駒形竜が将棋はそこそこ強いがはただトラブルメーカーでしかない 定期的に奨励会のライバルのヘビーなエピソードで入ってきたり、ちょっと心霊現象があったりして全く飽きずに最後まで面白い あとこの作品を通してちょっと古い内容かもしれないが将棋界全体を知ることが将棋連盟や奨励会の構図/将棋のマナー/将棋の歴史がわかった。