あらすじ

昭和61年、大阪。難病を患いながらも名人位を志し、奨励会で激闘を繰り広げる聖。一方、東京で1人の天才棋士が光を放ち始める――。羽生善治。2つの才能は出会い、棋界は革命前の暗雲に包まれる……そして遂に、聖は夢にまで見たプロの盤上へと駒を進めた!!その一手、魂に刻め!孤高の棋士・村山聖の壮絶なる人生!!怒涛の第4巻!
聖(さとし)-天才・羽生が恐れた男- 1巻
盤上に魂を打つ!故・村山聖九段の圧倒的生涯!――棋界に、「次期名人この人あり」と謳われた天才棋士がいた。村山聖九段。昭和44年、広島県出身。幼いころより難病を患い、その限られた生を将棋だけに捧げ、29年の生涯を燃焼させた男。これは、そんな彼の魂の記録である……。孤高の天才棋士・村山聖の感動コミックドキュメント、第1巻登場!
聖(さとし)-天才・羽生が恐れた男- 2巻
羽生、佐藤…終生のライバルたちに出会い、運命が揺れる!――「小学生将棋名人戦」で、終生のライバルたちに出会った聖は、遥かなる名人位を志し、プロ棋士の養成機関「奨励会」入会を目指す。より高く!より遠くへ!孤高の天才棋士・村山聖の飛翔が始まる!!感動コミックドキュメント、第2巻!
聖(さとし)-天才・羽生が恐れた男- 3巻
負けられない理由がある……激闘・奨励会編、開幕!!――プロ棋士の養成機関「奨励会」。師匠・森信雄、先輩・加瀬伸治らに囲まれ、聖はひたすら将棋に打ち込む。「名人になるまで僕は走る!」、強い意志を胸に秘め、病に苦しみながら、聖は奨励会で激闘を繰り広げる!鬼才・村山聖九段の圧倒的生涯を綴る、迫真のコミック!手に汗握る真剣勝負を描く、第3巻!
聖(さとし)-天才・羽生が恐れた男-(4)
昭和61年、大阪。難病を患いながらも名人位を志し、奨励会で激闘を繰り広げる聖。一方、東京で1人の天才棋士が光を放ち始める――。羽生善治。2つの才能は出会い、棋界は革命前の暗雲に包まれる……そして遂に、聖は夢にまで見たプロの盤上へと駒を進めた!!その一手、魂に刻め!孤高の棋士・村山聖の壮絶なる人生!!怒涛の第4巻!
聖(さとし)-天才・羽生が恐れた男-(5)
強豪ひしめくC2順位戦、開始!――持病に苦しみながらも、驚異的な早さでプロ昇段を遂げた聖は、名人位に直結するC2順位戦で激闘を繰り広げる。将棋に魂を燃やし走り続けるその姿は、対局者を圧倒し、やがて「怪童丸・村山聖」の駒音は棋界に響き渡る!!孤高の天才棋士・村山聖の感動コミックドキュメント。聖の活躍から目が離せない、入魂の第5巻!
聖(さとし)-天才・羽生が恐れた男-(6)
昇級を賭けた大一番、そして宿敵・羽生の待つ盤上へ!――盤外では、初恋に揺れる純朴な青年の素顔を見せながらも、盤上では修羅の如くに快進撃を続ける棋士・村山聖。そして、ついにやってきた運命の日。最大のライバル・羽生善治との初対局。棋界の歴史に名を刻む、一世一代の名局が始まる!孤高の天才棋士・村山聖の感動コミックドキュメント、第6巻!
聖(さとし)-天才・羽生が恐れた男-(7)
聖、初めての旅に出る。――村山聖と羽生善治。「永遠のライバル」と謳われた天才棋士2人の、記念すべき初対局が終局!そして、将棋を指すことに悩み、たどり着いた北の大地で、聖が出会う光景とは?病院のベッドと盤上だけが世界だった聖に、いま新しい世界が開ける!孤高の天才棋士・村山聖の感動コミックドキュメント。聖の過酷な運命が動き出す、波乱の第7巻!
聖(さとし)-天才・羽生が恐れた男-(8)
討つべき敵は、目の前にいる。――羽生善治との初対局に敗れ、北の大地を旅する聖が、再び盤上に帰ってきた。さらに大きく変貌した怪童丸が、天才・羽生へのリベンジに挑む!そして、森信雄との親子のような師弟関係に、ついに転機が訪れ……。故・村山聖九段の命の鼓動を、鮮やかに描く感動ドキュメント、クライマックス間近!天才・羽生が恐れた男の真骨頂が顕わになる、第8巻!
聖(さとし)-天才・羽生が恐れた男-(9)
様々な苦しみに遭遇しながらも、生きる努力を積み重ね、その姿を人々の目に映し出してきた村山聖。そして人々は、聖の姿に言葉にできぬ「聖なるもの」を感じるようになっていた。時空を超え、世代を超えて、その名の通り「聖」なるもの―命のありよう―を示しているのではないかと…。諦めるな、決して絶望するな、どんな命も必ず輝くのだと…!!そして、聖は星になった。――孤高の天才棋士・村山聖の感動コミックドキュメント、感涙の最終巻!
わが指のオーケストラ

わが指のオーケストラ

生涯をろう教育に捧げた高橋潔氏の人生を描いた感動のヒューマンドラマ。貧しい生活で音楽を断念した潔は大阪市立聾唖学校の教師となる。ここで出会った耳の不自由な子ども達と手話に出会った潔は彼らの心に音楽を鳴らす道を歩み始める。
れむ a stray cat

れむ a stray cat

国が作った制度が人の繋がりを裂いていく。 名匠が高齢化社会に潜む闇を斬る本格クライムサスペンス。 あの震災で生き残った母と娘。ただ一緒にいられるだけでいい、二人の切なる願いを国が作った後見人制度が壊していく。認知症の始まった母の後見人をある弁護士が務めることになったのだ。弁護士の真の狙いとは!?また娘から転居の相談を受けたれむの進んで行く道とは!?
ねこだのみ

ねこだのみ

東村アキコ、西炯子、波津彬子、そにしけんじといった超人気作家4人の描きおろしに21人の猫愛あふれる作家さんの珠玉の過去作品を掲載しました。泣けてくるものから、笑えるもの、じ~んと考えさせられるもの…いろんな猫が集まってきました。時代も、性別も越えた『猫愛』だけで成り立っている1冊です。猫に少しでも興味がある方はお手に取ってください。 ※デジタル版には含まれないコンテンツがあります。予めご了承ください。
もものこと 愛犬と老人の最期の日々

もものこと 愛犬と老人の最期の日々

愛犬と老人深い絆を描く感動の終活譚 刈田有三81歳。かつかつの年金で生きている。心の支えは一緒に住む愛犬のもも。刈田はももといられさえすれば幸せなのだ。ある日検診で余命一年と宣告された刈田。里親を探し出すために必死で動き出す刈田の行く手を待つ運命は…? 読んだ人みなが心を震わせた老人と愛犬の深い絆を描く感動の終活譚です。
父を焼く

父を焼く

親と子の絆に迫る超重量人間臨終絵巻。三上義明、55歳。娘が巣立ち、老いを実感する中で、亡き父に思いを馳せる様になった。義明の父・義雄は今から23年前、突然孤独死した。契約社員としてつましく生きる義明に振って降りた最初の大きな試練。父を野辺送りする時、義明の胸に様々な思いが去来する。人間ドラマの名手・山本おさむが紡ぐ、親と子の絆に迫る究極の人間臨終絵巻。
Hey!!ブルースマン

Hey!!ブルースマン

実在のバンド「ブルース・ファイルNo.1」。彼らと山本おさむの出会いから、この漫画は生まれた。結成以来20数年、「ブルース・ファイブ」は日本中を旅してライブを続けるブルースバンド。彼らに栄光はない。だが、その実力、音楽にかける情熱は、他の誰にも負けないものだ。心臓に重病を抱えたリーダーでボーカルの西島を案じ、バンドはやむなく解散を決定。これまで応援してくれた全国のライブハウスを巡る「最後のツアー」が始まった!! 結成以来20数年、「ブルース・ファイブ」は日本中を旅してライブを続けるブルースバンド。彼らに栄光はない。だが、その実力、音楽にかける情熱は、他の誰にも負けないものだ。心臓に重病を抱えたリーダーでボーカルの西島を案じ、バンドはやむなく解散を決定。これまで応援してくれた全国のライブハウスを巡る「最後のツアー」が始まった!!
そばもん ニッポン蕎麦行脚

そばもん ニッポン蕎麦行脚

ひと仕事を終え、知り合いのそば店に入った稜。そこでは客が「手打ちでなければ、うまいそばは作れない」と主張し、製麺機を使うその店を批判していた。それならと、稜はその客がすすめる店について行く。近所で評判だという手打ち店のそばを一口食べて、稜が発した一言とは…!?車にそば道具を積んで西へ東へ気ままな放浪の日々…のはずが行く先々で難問に巻き込まれ…!?読めば、そばが食べたくなる!本格そば漫画、発進!!
どんぐりの家

どんぐりの家

田崎夫婦に圭子という女の子が誕生した。しかし発育が悪く、言葉らしい言葉を喋らない圭子に不安を抱いた母親は、2歳3か月になった圭子を医者に連れていくことにする。そこで圭子には知的障害と聴覚障害があると診断され……(第1話)。▼4歳になった圭子は、両親と共にろう学校の幼稚部に通い始める。同じクラスに清という少年がいたのだが、ある日ぱったりと登校しなくなってしまった。そして一週間後、再び幼稚部に現れた清と母親は……(第2話)。▼自分でスプーンを使って食事ができるようになった圭子。一方、清の家では、清を施設にいれようという話が持ち上がる。しかし夕焼けを見ようとしている清を見た母親は、もっと清と話をしてみたいという気持ちになる。その夜、家族で話し合い、清を施設には入れないと宣言する(第3話)。
今日もいい天気

今日もいい天気

心機一転、福島県のとある田舎に拠点をおくことにした山本先生。あこがれのスローライフを始めるが、さまざまな苦労が待ち受ける。不便ではあるけれど、美味しい空気、さわやかな風、人々のあたたかさ、濃密になっていく家族のつながり。それらがユーモアをまじえて淡々と描かれていく。新聞「赤旗」で大好評連載された同作品が待望の単行本化。「今日もいい天気 原発事故編」も続編として刊行。
オーロラの街

オーロラの街

小学4年生の幸子の同級生・久保は家が貧乏なため、クラスメートからいじめを受けていた。さらに潔癖症であるクラス担任の野島先生からも嫌われていた。ある日のこと、給食着をきちんと洗濯せず、手が汚いまま配膳した久保は、野島に激しく叱られ、そのままクラスを飛び出してしまった。そんなことがあって久保は学校を欠席するようになってしまう。以前いじめられていた経験のある幸子は久保を心配して、配られたプリントと給食のパンを届けるということで、久保の様子を見にいく。学校に出てくるようにすすめる幸子に対して久保は、誰も待っていない学校になんて行かない、と言い出す。しかし「わ…私が……待っとる…」という幸子の言葉に、久保のかたくなな態度はゆっくりと変化していくのだった(第1話)。●その他の登場人物/坂田喜市(工場で働く旋盤工)、ひふみ(理髪店で働く女の子)