いとをかし、いけめん居候コメディ。藤原沙織(ふじわらさおり)さん(27)都内在住OL『コレ、最近の話なんですけどー、部屋に突然現れた男が“光源氏(ひかるげんじ)”らしいんです。そう、平安時代のアレです、モテまくり貴公子のお話『源氏物語(げんじものがたり)』の主人公。最初、コスプレ不審男だと思って金属バッドでブン殴っちゃった手前、しばらく面倒みることにしたんです。それからほぼヒモ状態なんですけど、すごく優雅で悪びれなくて…。なんか毎日楽しそうにしてますよ。ツイッターに和歌とかあげてて、フォロワーもそこそこいるみたい。女の人はホント好きですねー、彼。だけど私には手を出してこないんですよね。あっでも手を出されたいとかじゃないんですよ。まあ、なんかワケが分かんないまんま、美形のニートに住み着かれちゃったなぁみたいな…?』平安貴族がタイムスリップ!? 平安貴族は働かない。ニートなの? ヒモなの!? ゆる笑な毎日と、美しい和歌に、いいねボタン必須!!
【電子限定!カラー巻末特典収録】またまたタイムスリップ。ゆる笑・いけめん居候コメディ! 今度の平安貴族は、ニートじゃないけど… ホストかよおおお!! ちょっと、ウソみたいな話なんですけどー、ウチ、またタイムスリップ平安貴族きたんですよ。“頭中将(とうのちゅうじょう)”っていうの。光源氏(ひかるくん)のライバルで濃いめのイケメン。しょうがないから「平安貴族わりと慣れてるんで」ってまた居候させてるんですけど今度の人、家事も早く覚えちゃうわ、家電は使えるわで、なんか要領がイイ。役に立たないニートだった光くんとはまるで違う…。(でもたまに濃いめの和歌を繰り出してくるのやめてほしい) そんな“デキる男”な頭中将だけどやっぱり基本は肉食平安貴族。SNSで和歌を交換している相手と会うと言い出した。……ん? ていうか、その相手って…!?
【電子限定!雑誌掲載時のカラー扉収録】ゆる笑・いけめん居候コメディ! ご本人と京都・聖地巡礼の旅☆ まだまだ現代におりますよー、彼ら。平安時代のベストセラー恋愛小説『源氏物語』からタイムスリップしてきたスーパーいけめん平安貴族・光源氏と、そのライバル・頭中将。こちとらもう彼らの存在に慣れきってユルユルしてた… という所に急展開! 光くんの元ホームステイ先の海外富豪が現れて、「タイムスリップの謎を解くために京都へ」とか言い出したんですよ。えっ急にそんな、めんどくry… と思いつつも、行ってみますか、本人と回る聖地巡礼…! しかしまあ、当の本人たちときたら「抹茶ぱふぇ食べたい」しか気にしてない!!
【電子限定!描き下ろし特典ペーパー&雑誌掲載時のカラー扉収録】大人気ゆる笑・いけめん居候コメディ、ついに完結!タイムスリップ ふぉーえばー。いよいよ光くん&中ちゃん、平安時代に帰らないことになりました。今まで架空のキャラだし…と雑に扱ってたけど一人で生きていけるようにさせねばかも!?掃除、洗濯、料理、お金をかせぐ――。必要なことがいっぱいあるけど、いま光くんができるのは米を炊くこと(おぼえた!!)だけ……。このポンコツ貴族のために家事マスター・中ちゃんを召喚したんですがどーにか脱・ニートさせられませんかね…!?(たのむ)そんなワタシの心配をよそに、光くんは動物園に行きたがったり、中ちゃんは「本当の恋がしたい」とか言いだしたりと、平安貴族は人生をまんきつちゅう……。
テレビドラマ化が面白かったので原作漫画も読んでみました。ドラマだと光源氏の印象はかわいい感じでしたが、漫画だと大人っぽくて色っぽいイケメンだなと思いました。 光源氏の君は、かっこいいのはもちろん、現代との意識のギャップが面白いです。「自撮り」を「地鶏?」、「Wi-Fi」を「和衣拝?」と聞き返したりするところがクスッと笑ってしまいます。あと、色彩に対して敏感だったり、自然を愛するところ、何より和歌のクオリティーが高くて素敵です。