あらすじ最近はヒデの一挙手一投足に心を震わされてばかりの大地。ヒデが優しく髪を梳いてくれるわずかなぬくもりにも、心臓は強く脈打ち、その音で狸寝入りがバレてしまわないか心配になるほど、想いは無視できないものになっていた。まぎれもなく“初恋”と名のつくそれを、一生に一度しかない高鳴りを噛み締めるように過ごす大地が導きだす、これからとは…。