亡き父の遺志を継ぎ、家業の鉄工所を切りもりする元気娘、ナッちゃん! 父親ゆずりの職人魂で町工場の機械を直すナッちゃんは下町の太陽だ! 町工場の仕事って、ホンマはカッコええねんで…!
下町の小さな鉄工所を継いだナッちゃん! 相変わらずの不景気だけど、持ち前の元気と職人魂で、数々の難問を解決。町工場の救世主と噂されている。油まみれの女やけれど、ホンマ輝いてるねん!!
機械のことならまかせとき! 下町育ちの元気娘ナッちゃんは努力と工夫がモットー。どんなややこしい修理依頼にも決して音をあげない彼女だが、誰かの陰謀で鉄工所の信用が失墜、大ピンチに…!!
下町で小さな鉄工所を営む阪本家に、ナッちゃんそっくりのイトコ・エリカが居候。けれどお嬢様育ちの彼女のせいで、トラブルが続出! 持ち前の元気と機転でピンチを乗り切れ、我らがナッちゃん!!
茶もみ機の開発を頼まれたナツコだが依頼人は機械メーカーのクムラにも同じ相談を!? 結局、コンペで勝利した方が仕事を受注できることになり…。大企業相手にホンマに勝てるんか、ナッちゃん!?
謎の老人から機械の修理を依頼され素直に引き受けてしまったナツコだが、機械の持ち主からは勝手に修理された事で保険が効かなくなったと、1千万円もの賠償金を要求されてしまう。どういう事…!?
辻口商会の辻口、南海大学の坂口助手、広告代理店の武内とナッちゃんをめぐって3人の男が恋の火花を散らす!! サッパリ浮いた話のなかったナツコにも、ついに春が…!? でもホンマ大丈夫かいな。
突然、現れてナッちゃんを連れ去った凄いオバちゃんの正体は徳三の因縁のライバル、ウメちゃんだった! 彼女は自分の工場の問題解決をナッちゃんに依頼するが、その強引さには誰もがタジタジ…!?
ナッちゃんだって年頃の女の子、たまにはオシャレもしたい。カリスマ美容師に勧められるまま、パーマをあてたナッちゃんでしたが…。恋の予感に心ときめくヒマもなく、強力ライバル出現か…!?
花見の席で出会った女の子、サッちゃんはやたら気が荒くて男勝り! さすがのナツコもタジタジだが、聞けば彼女は木工所の経営者!? 自分とよく似た境遇で、本当は仲良くしたいところだけど…!?
男勝りのサッちゃんに加え、パソコン教室の先生・知佳ちゃんも登場、ナッちゃんの周囲はますます賑やかに! おかげで阪本工作所は右へ左へ大混乱、さらにはお風呂屋さんで意外なハプニングが…!?
大学の海洋生物博物館のイベントに使用するアノマロカリスのロボットを頼まれたナッちゃん。特殊な動きをするロボットの仕組みに悪戦苦闘だけど…。大学勤務になった知佳ちゃんの番外編も収録!
ナッちゃんの心意気に魅せられて、メガネのキャリア・ウーマン、高田さんが阪本工作所にやって来た! 新キャラ登場でナッちゃんの日常に変化が!? 好評の番外編、『ナッちゃん劇場』も同時収録。
何故かナッちゃんのまわりにはケッタイなオッちゃんばかりが集まる…!? そんなオッちゃんたちのケッタイな依頼もナッちゃんが全部解決! 今回の『ナッちゃん劇場』は密林の秘宝編と4コマ編を収録!!
才女の高田さんが某外資系企業で通訳兼秘書としてアルバイト。ところがその上司のMr.マクダネルは、社員のリストラの為に来日したとわかり…!? さらに『ナッちゃん劇場』学園編とSF編の2本を同時収録!!
辻口さんのオカンが急に田舎からやって来た! 一人身の息子を案じる親心は暴走気味…!? ナッちゃんと辻口のビミョーな関係に気づいたオカンが暗躍…!? 今回はナッちゃん劇場・西遊記編を収録!!
南海大学の坂口さん、中学の同級生の加藤くん、そして辻口さん…。ナッちゃんもそろそろ…? 恋の道は機械のようにいきますか、どうか!? 今回のナッちゃん劇場は感動作、「エリカとコロスケ」収録!
不景気風が吹き荒れる中、小さな仕事の多い阪本工作所は赤字続き。ナッちゃん、色気より食い気で、パクパク食べてる場合とちゃいまっせ! 阪本工作所の危機にナッちゃんは、どう立ち向かう…!?
仕事は退屈で辛いものと思っていませんか? でも、それは楽にできる方法を考える余地があるという事! アイデア次第で道は開けます! 今回はオリジナル読切、「山小屋へいらっしゃい」を収録…!!
最近はファザコンとか、ムッチリムチムチとか、えらい言われ様のナッちゃんの前に中学校時代の後輩、イケメンの本多君が登場。気が気でない辻口ですが…。ナッちゃん、君の幸せは近くにあるかも!?
どんな難問も解決してきたナッちゃんですが、経営難だけには勝てまへん。阪本工作所は大ピンチ! どうするナッちゃん!? オンリーワンの鉄工所漫画、ここに完結!! 特別読切、『Cafe いずみ!』も収録。
亡くなった父の鉄工所を継いだ娘が奮闘する話、と聞くと「貧しくても人情味に溢れた町工場が舞台で、実はすごい技術を持っていて一流企業にも認められて大成功!」みたいな展開が浮かぶ。大枠では間違っていないが、それではこの作品の素晴らしさを説明しきれない。 作者の実家は鉄工所で、家業を継いだ弟がアイディアを提供し、自身も工学部出身という圧倒的なリアリティ。あとがきで「『モノづくりの楽しさ』を描きたかった」と述べているように、精度の高い職人技、難しい課題を解決するアイディアが、細かく具体的に描かれている。登場人物の台詞で「モノづくりって楽しい!」と言わせるのでなく、読んだ側が自然に「これすっげ〜面白そう」と思ってしまう説得力がある。 とある美大のプロダクトデザイン学科の学生は皆この作品を読んでいたという話も聞くし、産業界に与えた影響はかなり大きいだろう。
亡くなった父の鉄工所を継いだ娘が奮闘する話、と聞くと「貧しくても人情味に溢れた町工場が舞台で、実はすごい技術を持っていて一流企業にも認められて大成功!」みたいな展開が浮かぶ。大枠では間違っていないが、それではこの作品の素晴らしさを説明しきれない。 作者の実家は鉄工所で、家業を継いだ弟がアイディアを提供し、自身も工学部出身という圧倒的なリアリティ。あとがきで「『モノづくりの楽しさ』を描きたかった」と述べているように、精度の高い職人技、難しい課題を解決するアイディアが、細かく具体的に描かれている。登場人物の台詞で「モノづくりって楽しい!」と言わせるのでなく、読んだ側が自然に「これすっげ〜面白そう」と思ってしまう説得力がある。 とある美大のプロダクトデザイン学科の学生は皆この作品を読んでいたという話も聞くし、産業界に与えた影響はかなり大きいだろう。