仕事、結婚、妊娠…。30代派遣社員・ワコの葛藤の日々。圧倒的にリアルで繊細な心理描写が乾いた心を強く揺さぶる、一人の女性の「恋」と「選択」の物語、ついにフィナーレ。 叶わない夢は諦めるべき、やりがいのある仕事につくべき、“適齢期”は結婚にふさわしい相手と付き合うべき… 世の中の「当たり前」に縛られて、私たちは、大切なことをときどき見失う。自分が、本当に好きなものって、何だったっけ? 私は、この人と結婚したいんだっけ? そもそも「結婚」をしたいんだっけ? ……いろんな選択を迫られる30代のワコは、「自分自身」を取り戻せるのか? 一人の女性の「恋愛」と「選択」を描いた、大人の心を震わせる傑作ついに完結!
私、ワコの気持ち凄くわかる! 無いものねだりで、今付き合っている人にはない年下の真っ直ぐさとか、一生懸命さとか、本当に可愛くて愛しくて何でも許せちゃう感じ。 でも、長く付き合っていくと面倒くさくなったり、最初魅力的だと思っていたところが、頼りないなぁ~と感じたり。 私だったら、土屋くんの所に行っちゃうかも? 傷心の時にタイミングよく連絡くれる人って運命感じるし・・・。 にしても、イコくんとの付き合い始めは、高校生とはいえまだまだ子どもだし、ちょっと考える。 高校3年生だと卒業したら大学生だからまだ、男性としてみられるかな? 7巻で母親が入院中に言ってくれた言葉は、本当に優しさの塊で、心がほぐれる。