あらすじ涙を失ったカメリア…。それは彼女にとって喜ぶべきことであったが、他者への想像力を失くし、どこか冷たい表情を見せるカメリアに、グレンデルは後悔の表情をみせる…。「生きること」と「想像力」を描いた異種流浪譚、堂々の完結!!
女剣士は、感受性が強すぎて斬りつけると涙を流してしまう・命が惜しくて姫を見捨てたっていう主人公向きではない性格。竜の子どもも長らく幽閉されていて、世界のことを全然知らないし別に力も強くなくておおよそ竜らしくない。 旅をして、怪しい仲間ができて、敵や盗賊に襲われたりして、だんだん剣士(もしくは人)らしく、そして竜らしくなっていく。剣士・魔法・竜とファンタジー要素は揃っているので、ファンタジー好きにはお勧めできる。