商社マンだった信吾が目を覚ますとそこは異世界――。信吾が転生したのはヴェンデリンという辺境の貧乏騎士爵家の八男だった。なにもなければ人生詰むような状況で、彼は魔法という才能を頼りに独立を目指す!!
ブライヒブルクで冒険者予備校に通うヴェルのもとに、王都に住む兄から結婚式の招待状が届いた。ヴェルは仲間とともに魔導飛行船で王都に向かうが、途上でアンデッド化した巨大な竜と遭遇してしまう。
伝説の古代竜を退治したヴェルは、国王との謁見へ。そこで準男爵に叙され、勲章と大金を手にし、王都では一躍時の人に。駆け出しの冒険者でありながら貴族となったヴェルに次々と災難が降りかかる。
ホーエンハイム枢機卿に孫娘のエリーゼを紹介されたヴェル。教会のお偉いさんである枢機卿の機嫌をそこねないように会話をしていたヴェルだったが、枢機卿の話術にはまりいつのまにかエリーゼと婚約することに。
婚約者のエリーゼにちょっかいを出す公爵にヴェルは決闘を申し込まれた。しかし王都で一大イベントとなった決闘で代理人を立てる公爵。決闘の相手としてヴェルの前に現れたのは、全身をミスリル鎧で包んだ竜だった。
古代遺跡の探索中、罠にかかったヴェンデリン一行は遺跡の最下層に転移させられてしまう。脱出するには上層を目指すしかない状況の中、ヴェンデリンたちを無数のゴーレム兵士が襲いかかる。
難攻不落の地下遺跡を攻略したヴェンデリン一行は、莫大な報酬を獲得する。紆余曲折の末、そのほとんどがヴェルの手にわたることになったが、そこには王国の「ある思惑」が絡んでいた。
『魔の森』のアンデッド浄化をブライヒレーダー辺境伯に依頼されたヴェルは、実家へ挨拶に行くことに。約3年ぶりの実家には、ヴェルに次期当主の座を奪われるのではないかと焦燥に駆られる長男・クルトがいた。
バザーを終えて分家に戻ったヴェルたちの前に、またもやクラウスが現れた。彼は現当主にまつわる「ある疑惑」を語る。そして、ヴェルによるバウマイスター領の統治を望むのだった。
アンデッドの浄化を終えたヴェル一行は、帰りがけに三男・パウルの協力のもと、護衛をつけてもらうことに。紹介された怪力少女は、エドガー軍務卿の秘密の切り札で……ヴェルの新たな「側室候補」だった!
ヴェルとの兄弟喧嘩で暴発寸前のクルトの前に、ルックナー男爵の使いを名乗る男が現れた。彼が持つ箱の中身は、『竜使いの笛』だという。周辺の飛竜やワイバーンを呼び寄せ、バウマイスター領の民もろともヴェルを殺せると聞いたクルト。焦る彼がそれを使わないはずもなく──ヴェル、大ピンチ!?アニメ化もされた大人気異世界冒険譚、待望の第11巻!
伯爵となったヴェンデリンの責務は未開地の開発。「もっと冒険者活動を……」なんて想いは置き去りに、チート級魔法と有能すぎる家臣・ローデリヒの手腕により、未来の伯爵領開発が超スピードで進んでいく!!
没落貴族のカタリーナから冒険者勝負を挑まれたヴェルは、それを受けることに。一度勝敗が決まれば、絡まれることもなくなると思ったヴェルだったが、御家再興を目指すカタリーナがそう簡単に諦めるはずもなく…。
地下遺跡探索によってカタリーナと親交を深めたヴェルたち。ある日、カタリーナからヴァイゲル家が没落した理由を語られたヴェルは御家再興に力を貸したいと考え、ローデリヒに相談すると…。
サラリーマン転生のありそうな話。 でも八男はなかなかないね笑。 魔法が使える、しかも膨大保有、努力あってだけどチート万歳。 なるべく穏便に済ませたいのに、なぜか国を動かす大事になって行く。 根は営業気質でそつなくこなしている感じだけど、周囲を思いやる心がちらほら見えていい子だなぁ。 さらっと書かれてるけど、師匠との最後がこの物語のクライマックスだったのでは?と思うほどうるっとしました。
タイトルの通り、転生した主人公が貴族の八男として生まれ、その立場ゆえに自身の才覚で冒険者として身を立てようという物語です。 チートな能力があることはほかの作品と変わらないが、その才覚を目覚めるのに【語り死人】という過去の偉人が主人公を鍛えたり、幼馴染だけでなく学校に入学して知り合った同年代の友達も含めた仲間とパーティーを組み一緒に成長していくという、ある意味王道な作品です。 まだ連載が続いていることもあり、主人公の【ヴェル君】と仲間たちがどのような成長をしていくか、今後も楽しみに見続けていきたいと思う作品です。 まだご覧になったことの無い方も是非読んでみてください^^
サラリーマン転生のありそうな話。 でも八男はなかなかないね笑。 魔法が使える、しかも膨大保有、努力あってだけどチート万歳。 なるべく穏便に済ませたいのに、なぜか国を動かす大事になって行く。 根は営業気質でそつなくこなしている感じだけど、周囲を思いやる心がちらほら見えていい子だなぁ。 さらっと書かれてるけど、師匠との最後がこの物語のクライマックスだったのでは?と思うほどうるっとしました。