作品情報著者ナヲコarrow_forward_ios巻数全1巻arrow_forward_iosカテゴリ青年マンガarrow_forward_ios出版社ビーグリーarrow_forward_iosレーベルその他arrow_forward_ios年代2000年代arrow_forward_ios
ちゃんとエロいのに、それ以上に胸がぎゅっとなる。セックスは結局コミュニケーションのひとつでしかないのに、大きな意味を持つと思い込んでいる。からだを繋げても心までは見えない。相手の心どころか、自分の心でさえも見えないのに。 ナヲコ先生と言えば揺れ動く心のうちを、繊細に丁寧にたっぷり描くのが特徴だと思っている(分析できるほどたくさんの作品を読んではいないけど)。 からだのきもちは短編集なので、1作1作はとても短い。短い上にちゃんとエロいシーンが描かれている。 心のうちを丁寧に描く隙間はないんじゃ?なんてことはなかった。 相手の心を知りたい、見たことない顔を見てみたい、本当の自分を見てほしい、一緒にいてほしい。 体を繋げるにもいろんな気持ちがあって、そのどれもが繊細でみずみずしい。 やっぱりナヲコ先生作品にハズレなしだなあ…。 (なんかのきっかけで新作出ないかなあ…)