いい冬を描いたマンガを語ります【マンバ読書会】さらば、佳き日』は兄妹が「夫婦」として北陸に逃げてゆく物語ですが、冬の北陸に行くのにしっかり者の妹は重装備な一方で、ぼんやりした兄は薄着で寒さにビビる対比が面白い。 また羅川真里茂先生の短編集『朝がまたくるから』の一編『冬霞』は、ネグレクトされている双子の男の子を若い男が誘拐する逃避行もの。貧しさ・辛さ・閉塞感が寒さと結びつき、苦しみを増幅する。
独り言広場さらば、佳き日』の連載が同じkadokawaの電撃大王に移籍していたようで、いつの間に...と驚ました。移籍までにブランクがあり、その間はpixivで続いていたようで、色々あったんですかねぇ。終わらないでよかった。
あらすじある地方都市に“新婚夫婦”として引っ越してきた、桂一と晃。新しい生活を始めたふたりは、睦まじく穏やかな日常を送っていた。しかしふたりの陰には、大きな「秘密」があって――。とある“夫婦”と、ふたりをとりまくオムニバス・ストーリー。