あらすじ

水神の加護を欲する別のムラの人間が、“水の巫女”有紗陽を連れ去って…!? 有紗陽たちの運命が大きく動き出す!
水神の生贄 1巻

平和な日常から一転、突然異世界へと引き込まれてしまった有紗陽。ムラの豪族の息子、翠葉流に助けられるが翠葉流の母によって水神への生贄として湖へと沈められてしまう…。無慈悲な水神の妻となることを約束させられた有紗陽は…!? 「こんな幼子とは愚かな」「いいだろう妻にしてやる」少女の数奇な運命がいま動き出す――。

水神の生贄 2巻

「生きていかなければいけないこの世界で」生死をさまよう有紗陽を救った水神に今まで抱くことのなかった慈悲の心が芽生えはじめる。「賢くならなきゃ」「強くならなきゃ」一方、元の世界へ戻る術を見つけるべくある場所へとむかった有紗陽が目にしたものとは―?

水神の生贄 3巻

水神の加護を欲する別のムラの人間が、“水の巫女”有紗陽を連れ去って…!? 有紗陽たちの運命が大きく動き出す!

水神の生贄(4)

人間の姿を借りてムラに降臨した水神。声を取り戻した有紗陽(あさひ)との「ヒト」としての交流が水神に変化をもたらす…。そんなとき、2人に複雑な気持ちを抱く翠葉流(すばる)とともに、都へと向かうことになった有紗陽達は!? 都での出来事が運命を大きく変えていくことに! ますます盛り上がるファンタジーワールド第4巻!!

水神の生贄(5)

徐々に心が通い出した有紗陽と水神。その一方で有紗陽の「水の巫女としての力」巡る争いが勃発。有紗陽にも危機が迫ります。そんなとき月彦から元の世界につながる衝撃の告白を受けて…。ますます盛り上がる異世界ファンタジーロマン第5巻!! プレミアCheese!で好評連載中の「ゆるふわ水神様」も収録!!

水神の生贄(6)

徐々に水神の心を変えつつある有紗陽。だがその水神の力を欲する者の魔の手が有紗陽に忍び寄る。有紗陽を影ながら守る水神が下した判断とは!? ますます盛り上がる第6巻!

水神の生贄(7)

現代に戻った有紗陽(あさひ)は、家族との再会を喜ぶも、向こうの世界に残してきた翠葉流(すばる)、そして水神に会いたいと願ってしまう。有紗陽が決断を下すとき、水神の心は大きく震えて……。「どっちを選んでも、心を置き去りにしてしまうのに」「私も寂しかった」少女と神の絆は急速に深まりゆく―― さらに“闇”を従えし青年が、有紗陽に邪悪な誘いを…? 見逃せない大展開! 本格異世界ファンタジー第7巻!!

水神の生贄(8)

水神の妻・有紗陽―― 闇の神と対峙す! 闇の神に囚われた有紗陽(あさひ)を救う為、翠葉流(すばる)と水神がタッグを組む! そして有紗陽は“闇”を連れた、冷酷な青年・黒瀬(くろせ)の思惑を知り決意する―― 「負けてはいけない戦いだ…!」緊張が走る一方、水神と有紗陽の間には、“神”と“人”以上の絆が生まれていく。「ねぇ水神さま、もう一度名前で呼んで――」現代から来た少女が、この世界の救世主となる――!? クライマックスへの序章―― 本格異世界ファンタジー第8巻!

水神の生贄(9)

待ちわびた展開に「全巻一気購入」の声! 王の座を狙う闇の神たち。魔手が“水の巫女”有紗陽に伸びる。有紗陽を案じる水神に、元の世界に帰るように説かれるが… 「どうしよう 胸が痛いの だってたぶん 水神様が 好きだから――」「おまえがここにいる間 私は全力でおまえを守ろう」冷酷だった神に芽生えた、初めての気持ち。それはもう、愛ではないのか――? 世界と王座を巡る闘いの中で、神と少女の想いも急進展――!? 本格異世界ファンタジー第9巻! 今回の水神は… デレる!? しょんぼり!? 水神へのラブコール多数! 水神がだんだんと感情的になり、成長していく様が面白いです。懐かないネコのような感じです。(Roiroiさん 30代) もう一歩!! その寂しいって感情とかヤキモチとかしっかり知ってほしいです… 読者はすっごくモドカシイ…!!(笑) (千歳さん 20代)

水神の生贄(10)

神は少女を喰らうか―― 愛するか。常闇との全面対決、ついに決着! 少女巫女・有紗陽に真の力を貸した水神だったが、その生命力は弱っていく。消滅を免れるには、有紗陽(いけにえ)を喰らわなければならない―― 「それでいい!だって私は――」「私が有紗陽を害するようなことがあれば、殺してくれ」水神の胸に飛び込む有紗陽。束の間のふたりきりの時間。ともに眠り、食事をし、こんなに幸せなのに―― 涙がこぼれる… こんなに切なく、狂おしい想いがあっただろうか…… 胸をしめつける第10巻!

水神の生贄【デジタル特典付き】(11)

人外×少女 異世界ファンタジー、完結! 異界と現代――神と少女―― この壁を超えるのか、違う道を歩むのか…決断の時! 「神の力が尽きる前に お前を元の世界に戻す それまで…私と共に居てくれ」 有紗陽が現代に戻るまで 水神や翠葉流たちと過ごす無邪気な時間。楽しければ楽しいほど…別離の苦しみは鋭く―― 「私を帰してしまったら 水神さまは死んじゃうのに いっそ私を食べて このまま溶け合ってしまえばいい」 有紗陽の悲痛な叫びに、かつて無慈悲であった神は涙する―― そして、消滅しゆく水神の魂が最後に思うことは… 「まだ有紗陽に伝えていない――愛していると」 転生の真実、悠久の時空の謎が明らかになるとき 二人は再び巡り逢えるのか――!? 本格ファンタジー、ついに完結! 巻末には、デジタル特典として新連載「王の獣」ためし読みを収録!!