江戸時代、遊郭吉原――――。親を亡くした武家出身の朱音(あかね)が自ら身を沈めたのは、大見世・曙楼。高利貸しの若旦那で頭の切れる色男・近江屋惣右助(おうみやそうすけ)との出会いが、朱音の運命を突き動かす!! ここは地獄か極楽か… 艶やかな吉原物語が今、動き始める…――――!!!!
江戸時代、遊郭吉原――――。親を亡くした武家出身の朱音(あかね)が自ら身を沈めたのは、大見世・曙楼。高利貸しの若旦那で頭の切れる色男・近江屋惣右助(おうみやそうすけ)との出会いが、朱音の運命を突き動かす!! ここは地獄か極楽か… 艶やかな吉原物語が今、動き始める…――――!!!!
櫻子と許嫁の滋は相思相愛―― 私ってなんて幸せ者なの? …のはずが、家が没落し「櫻城」として吉原の女郎屋で働くことに…。花魁になって滋さんと再会し身請けしてもらうのよ!! 櫻城の“初めて”に名乗りを上げたのはイジワルでオレ様な明星。悪い新造にはおしおきをしないとな―― これは上玉だな…! 恋と波乱の明治ロマン譚、開幕!!!
幸せな家庭で何不自由なく暮らしている十萌(ともえ)。学校に行けば大好きな梗牙(こうが)君に会えて、楽しい毎日。ところが、姉と両親の事故死で、突然、天涯孤独の身の上に…。おまけに、父親の残した借金が1億円!!借金のカタに遊女屋へ売られてしまいます。ショックを受ける十萌の前に、謎の男が現れて!?
【志を果たすまでは、心もからだも汚しはしないよ!】吉原育ちの花魁・薄雲は、花も盛りの十四歳。どんな客にも肌を許さず、その意気とまことと愛嬌で、吉原一の人気を誇っていた。蘭方医の青砥先生に惹かれながら、廓で死んだ母のため、志に生きることを誓う薄雲。そんな中薄雲の前に、天下を賑わす盗賊・弁天小僧菊之助が現れて…!?薄雲の一世一代の恋と冒険物語、始まり始まり!
江戸時代の吉原のお話。 主人公は武家出身のお嬢さん、朱音。 何者かに両親が暗殺されたのを目撃してしまい、その犯人を捜すべく自らの意思で吉原へ。 吉原が舞台なので辛く苦しい物語かと思ったらそんな描写はほとんどなく、恋愛とサスペンスが混じった感じでとても読みやすいしどんどんハマっていった。 吉原で出会った惣右助は王子様みたいなステキな男性って感じじゃないけど、時に強引で、ストレートな愛情表現で朱音を大事に思っているのが伝わる。 頑固でツンデレの朱音が惣右助の前で見せる照れた顔や言葉もかわいい! まだ読み途中なので、両親暗殺事件の解決と二人が吉原から出て一緒に幸せになれるハッピーエンド希望しながら読み進めてます!