あらすじ

頑に拒否してきた惣右助(そうすけ)への想いをついに受け入れた茜(あかね)。将来(さき)がない関係だと知りつつも、二人の距離は深まっていく。一方、惣右助をはじめ、仲間の協力を得ながら茜の両親の死、家のお取り潰しの真相に水面下で迫る中、衝撃の出来事が…!?
青楼オペラ 1巻

江戸時代、遊郭吉原――――。親を亡くした武家出身の朱音(あかね)が自ら身を沈めたのは、大見世・曙楼。高利貸しの若旦那で頭の切れる色男・近江屋惣右助(おうみやそうすけ)との出会いが、朱音の運命を突き動かす!! ここは地獄か極楽か… 艶やかな吉原物語が今、動き始める…――――!!!!

青楼オペラ 2巻

江戸時代―――  自らの意思で遊郭吉原に身を沈めた武家出身の朱音。武家嫌いで朱音を憎んでいるはずの若旦那・惣右助が時折見せる優しさに戸惑い、彼のことが頭から離れなくて…――――! 「BLACK BIRD」の桜小路かのこ先生がおくる、艶やかな吉原ラブストーリー!!

青楼オペラ 3巻

江戸時代、遊郭吉原。親を殺された武家出身の朱音は大見世・曙楼に自ら身を沈め、茜と名乗る。若旦那・惣右助に対する正体のわからない感情に戸惑う茜。一方、まっすぐに感情をぶつけてくる惣右助に、茜は心をかき乱されて…。そして、惣右助と元使用人・利一の力を借り、茜の生家・永倉家のお取り潰しの手がかりにも少しずつ近づいていき……!?

青楼オペラ 4巻

頑に拒否してきた惣右助(そうすけ)への想いをついに受け入れた茜(あかね)。将来(さき)がない関係だと知りつつも、二人の距離は深まっていく。一方、惣右助をはじめ、仲間の協力を得ながら茜の両親の死、家のお取り潰しの真相に水面下で迫る中、衝撃の出来事が…!?

青楼オペラ 5巻

江戸時代、遊郭吉原。大見世・曙楼に自ら実を沈め、親殺しの仇を探していた茜。少しずつ事件の真相に近づきつつも、大きすぎる的の存在に、茜は押しつぶされそうになる。そんな茜を無条件で励まし続ける惣右助。彼の熱い想いに触れ、茜は一夜を共にすごそうと誘って……!?

青楼オペラ【電子版特典付き】(6)

江戸時代、遊郭吉原(よしわら)―――― 惣右助の身を案じ、別れを告げた茜(あかね)。しかし惣右助(そうすけ)は茜の仇討ちのために黒幕・中村の御用達になり、協力者を集め、ついに茜の元へと戻る。 互いの想いを深めていく2人は、少しずつ事件の真相へと近づいていく。しかしそれは、2人の別れが近づいていることでもあって―――…? 一方、茜をライバル視しながらも虎視眈々と花魁の頂点を狙う紫(ゆかり)に恋の乱れが!? 惣右助の知られざる過去がわかるスペシャルスト―リ―や、コミックスでしか読めないかきおろしもアリ! ついに、紙+電子で累計100万部突破! 《電子限定、かきおろし『BLACK BIRD』×『青楼オペラ』コラボのイラスト付き!》

青楼オペラ(7)

道中で病で倒れた禿(かむろ)たちのために、医者の真木村(まきむら)を手配した朝明野(あさけの)。軽薄な印象の真木村だがその裏に隠された謎とは…。勘定奉行・中村との対決はいよいよ佳境を迎え、物語は大きく動き出す!

青楼オペラ【電子版特典付き】(8)

力強き男・真木村が味方に! 次の1手は!? 敵かと思っていた真木村は実はお目付役配下の味方だっ! 朱音の仇、中村を追い詰めるための最強の布陣が揃い、本懐を遂げるための光が見え始めます。そんな矢先吉原の女郎が失踪を遂げるという謎の事件が… 目が離せない第八巻! 《電子限定、かきおろし『BLACK BIRD』×『青楼オペラ』コラボのイラスト付き!》

青楼オペラ(9)

朱音たちの前に立ちはだかる究極の選択!? 心強い面子が揃い、勘定奉行・中村の不正事実を暴き、真相究明に迫る朱音(あかね)。さらに永倉家再興を望む茅島誠二郎(かやしませいじろう)が新たな仲間に加わります。しかし朱音を未だ思う誠二郎は己の協力により永倉家が再興した暁には… と、ある条件を持ちだして!? 急転!の第9巻です。

青楼オペラ(10)

敵方を追い詰めるまであと一歩… のはずが… 敵方の勘定奉行・中村の不正の証拠をつかむまであと一歩に迫った朱音たち。しかし味方の情報が漏れている疑惑が!? 疑惑の人物は頼りになる味方と思っていた真木村!? 疑いを抱きつつも惣右助の言葉を信じる朱音たちを待つのは!? いよいよクライマックスに突入の10巻です!

青楼オペラ(11)

吉原恋絵巻はクライマックスに突入!! 追い続けていた勘定奉行・中村に対し、ついに仇を討った朱音たち。本懐を遂げた朱音を待っていたのは中村が残した思いもかけない証言だった…。再び闇の中に突き落とされる朱音たちの運命は!? 吉原で繰り広げられる恋物語はいよいよ最終局面に突入!!

青楼オペラ(12)

ついにふたりの愛に決断のときが迫る―― 江戸時代、遊郭吉原―― 両親を殺し全てを奪った真犯人が誠二郎だとわかり、長きに渡る因縁は茜に深い傷を残し、終焉を迎える。惣右助は茜の身請けの準備を始めるが、そんな折、幕府から棄捐令が下る。それはすなわち茜の身請け金を用立て出来ないということを意味する―― 誠二郎から残された「疫病神」の言葉の呪いにかけられた茜は、近江屋に降りかかった不幸をも自らのせいだと思うように。これ以上惣右助に迷惑はかけられないと、惣右助から離れようとする茜。何とかして茜を諦めてはならぬと足掻く惣右助。やっと交わるかに思えたふたりの未来は、再び無情な運命に行方を阻まれ――!?