あらすじ妖狐と人間の間に生まれた黄鐘は、結ばれた相手次第で妖狐にも人間にもなれる半妖である。黄鐘は人間になるため、仁に迫るが、彼は黄鐘の事を神社の守神になる人と見ているため、なかなか思うようにいかない。そんな黄鐘と仁の生活は、碧悟、かのと、幸、と個性的な面々に囲まれて、トラブル続き。さらには仁に、神社の正式な後継者となるための試練──妖怪界から『天狗の黒羽』『水虎のウロコ』『九尾の白毛』を持ち帰る──が下される。なんとか黒羽と白毛を手に入れた仁だったが、残る水虎のウロコは難しそうで……。