あらすじ

出羽の国に流された藤原豊充の娘・阿古耶。阿古耶は父をなぐさめるかのように、毎夜琴を奏でた。ある時、琴の音色にあわせて笛の音が聞こえて来た。二つの音は美しいしらべとなり、毎夜続いた。阿古耶はいつしかその人の事が気にかかって…松本るいが暖め続けてきた日本昔がたりをイーブックでお届けします。

出羽の国に流された藤原豊充の娘・阿古耶。阿古耶は父をなぐさめるかのように、毎夜琴を奏でた。ある時、琴の音色にあわせて笛の音が聞こえて来た。二つの音は美しいしらべとなり、毎夜続いた。阿古耶はいつしかその人の事が気にかかって…松本るいが暖め続けてきた日本昔がたりをイーブックでお届けします。

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