あらすじ

憧れの先輩・藤本の彼女・由里は、藤本が冷たくなった原因は晶子のせいだと思い込み、晶子の職場であるNBSテレビ局に悪口を書いたFAXを送りつけた。局内は大騒動だが、本人の晶子は以外と冷静。しかし、女子アナのスキャンダルは本人だけではなく、テレビ局全体の問題になることがわかると、その重責に心乱され、次第に研修にも影響し始めてしまう。だがそんな時、研修メンバーの面々が…。
ロータス・ガーデン(1)

W大学の柏木晶子は報道記者を志し、NBSテレビの入社試験を受ける。だが、晶子にキャスターとしての才能を感じた面接官に呼び止められ、アナウンサー試験の最終面接を受けることになる。自分には魅力がないと思っていた晶子は、キャスターなんて無理。と思っていたのだが、面接で一緒になった女性に「華」があると言われ、もしかしてと思い始める。しかしそんな時、学生時代から憧れていた先輩・藤本と付き合っていた河合理香子と偶然再会し、思い出したくない過去が呼び起されて…。

ロータス・ガーデン(2)

男女2名ずつしか採用されないNBSテレビ局のアナウンサーに合格した晶子。そして、もう一人の合格者は、なんとライバルの理香子。彼女は白樺女子大出身のお嬢様で派手な美女。そして、人間性からしても晶子とは正反対な女性…。そんな時、その理香子の計らいで学生時代に憧れていた先輩の藤本と再会し、ますます魅かれていく気持ちを抑えきれない晶子だが、藤本に彼女がいることを知る。一方で、アナウンサーの新人研修が始まるが、そこは嫉妬と誹謗中傷の渦巻く戦場だった…。

ロータス・ガーデン(3)

憧れの先輩・藤本の彼女・由里は、藤本が冷たくなった原因は晶子のせいだと思い込み、晶子の職場であるNBSテレビ局に悪口を書いたFAXを送りつけた。局内は大騒動だが、本人の晶子は以外と冷静。しかし、女子アナのスキャンダルは本人だけではなく、テレビ局全体の問題になることがわかると、その重責に心乱され、次第に研修にも影響し始めてしまう。だがそんな時、研修メンバーの面々が…。

ロータス・ガーデン(4)

新人女子アナウンサーの晶子とライバルの理香子が、レギュラー番組のアシスタント司会に大抜擢された。アナウンサーとして仕事に期待した晶子だが、ミニスカートを用意され、女子アナへの公然セクハラに憤りを感じる。理香子にも、現場が求めるアナウンサー像を把握しろと言われ、一時は番組を降りようと考えるが、すぐに思い直す。そして、まだやれることを何もしていないことに気付いた晶子は、この機会をチャンスと思い、意外な行動を…!?一人の女性として、過酷な環境でアナウンサーとして“生きる”晶子の強さに勇気づけられる完結巻!!