あらすじ

交通事故で両親を亡くすも、幼なじみの千景に支えられ、慎ましやかに過ごしていた少女・唯子。しかしある日、黒い装束に白い髪、そして紅い眼を持つ恐ろしくも美しい男の姿をした“鬼”が現れ、こう告げた。「見つけたぞ、お前は俺の贄だ」。廻り始めた運命に、唯子は抗う術はあるのか!?
聖魂サクリファイス1巻

交通事故で両親を亡くすも、幼なじみの千景に支えられ、慎ましやかに過ごしていた少女・唯子。しかしある日、黒い装束に白い髪、そして紅い眼を持つ恐ろしくも美しい男の姿をした“鬼”が現れ、こう告げた。「見つけたぞ、お前は俺の贄だ」。廻り始めた運命に、唯子は抗う術はあるのか!?

聖魂サクリファイス2巻

普通だが平穏な生活を送る主人公・唯子の前に突如現れた鬼の長・ディアム。彼は唯子の身体の中に眠る強大なエネルギーである 「ソーマ」 を、身体ごと奪いに来たという。だがその 「ソーマ」 は、この世に散っている唯子の魂の欠片を集めなければ発動せず、またその欠片を集めないと唯子の命はないとわかり…。一時的に利害が一致した鬼達と唯子を守る藤原家とで、他の人間の中に入りこんだ唯子の 「魂の欠片」 集めを開始。そんな中、凶暴でしかないと思っていたディアムと唯子の関係に変化が生じる。そして予想だにしない更なる鬼の出現が…!?

聖魂サクリファイス3巻

一時的に利害が一致した白鬼達と、唯子を守る藤原家とで、「魂の欠片」を集めることに。しかし一方で、白鬼の滅亡を狙う黄鬼が現れる。混沌を極める状況下、美しくも残酷な白鬼の長・ディアムと唯子の間に特別な感情が芽生えつつあった…。ディアムは、自らの寿命を延ばすために唯子を食べるか、もしくは食べずに朽ちて死ぬかという究極の選択を迫られる。天河藍が贈る感動の最終巻!