あらすじ

祖父の遺した山小屋で働き始めたハイジは、山のルールを学びながら仕事もこなしていけるようになった。そんなある日、みどり小屋をある古参客が訪れる。かつて、みどり小屋の小屋番だったという彼が現れたとたん、山小屋では不審な事件が続く。困惑するハイジたち。真相を突き止めようとするが、霧島(きりしま)は一人反対する。3人の熱い思いもバラバラになってしまうのか!?
ハイジと山男 1巻

派遣社員だったハイジは亡き祖父が遺した山小屋を訪ねることに。変わり者だった祖父。そんな彼と一緒に働いていた霧島はハイジの山男(=祖父)のイメージを覆す爽やかな青年。しかしいざ山に登ってみたら厳しくハイジにも容赦がない。ようやく山小屋に着いて安堵するも、そこはハイジの想像を遥かに超えるものだった。「こんなはずじゃ!?」と心の中で叫ぶハイジだが山で見た光景が彼女を変える。ハイジの山小屋修業が始まる!

ハイジと山男(2)

祖父の遺した山小屋で働き始めたハイジは、山のルールを学びながら仕事もこなしていけるようになった。そんなある日、みどり小屋をある古参客が訪れる。かつて、みどり小屋の小屋番だったという彼が現れたとたん、山小屋では不審な事件が続く。困惑するハイジたち。真相を突き止めようとするが、霧島(きりしま)は一人反対する。3人の熱い思いもバラバラになってしまうのか!?

ハイジと山男(3)

街から山小屋に戻ってきたハイジは、ふたたび全力で登山客をサポートしたいと熱心に山小屋の仕事に取り組み始めた。そんな様子を見て霧島(きりしま)も空木(うつぎ)も心強く思うが、密かに空木に淡い恋心を抱き始めたハイジは内心落ち着かない。そんなある日、都会からある女性客がみどり小屋を訪れる。なにか目的があるらしいその女性客に親近感を覚えるハイジだが、じつは彼女は空木と知り合いで、しかも意外な目論見があり……!?